2004 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
15074101
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
井上 明久 東北大学, 金属材料研究所, 教授 (10108566)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
木村 久道 東北大学, 金属材料研究所, 助教授 (00161571)
弘津 禎彦 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (70016525)
渋谷 陽二 大阪大学, 大学院・工学研究科, 教授 (70206150)
東 健司 大阪府立大学, 大学院・工学研究科, 教授 (50173133)
宝野 和博 独立行政法人物質・材料研究機構, 材料研究所, ディレクター(研究職) (60229151)
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Keywords | 金属物性 / 金属ガラス / 機械材料・材料力学 / 解析・評価 / 計算材料科学 |
Research Abstract |
今年度の研究成果は以下の通りである。 1.【標準試料の提供】標準試料のラウンドロビンによる多面的な金属ガラスの評価を目的に、ZrAlNiCu金属ガラス標準試料(縦50mm、横50mm、厚2^tmm)を、14の計画班、公募班に、152枚供給した。 2.【各班が主催する研究会の開催支援】班内、班相互の情報交換と共同研究によるより一層の研究の発展を目的に、各班が主催する研究会を今年度は合計10回全国各拠点で開催した。 3.【成果公表のための国際会議・国内会議の開催支援】国際会議:国際会議の第1回目として、2004年8月22-26日仙台でISMANAM(チェアー:井上明久、世話人:長谷川正)を共催、全発表の約3分の1にあたる85件の発表が領域研究者によって行われた。国内会議:第135回日本金属学会秋期大会(2004年9月28-10月1日秋田、世話人:松原英一郎、弘津禎彦、宝野和博)においてシンポジウム「金属ガラスの材料科学」を開催した。4日にわたり会議を開催し、合計70件の英語による口答発表があった。また、会議では韓国本国からの参加もありアジアでのコミュニティー作りにも有効に活用できた。 4.【ニュースレターの発行】成果公開のために、ニュースレターの発行を2回行った。今回の2回とも、世界中の研究者に発信する目的で、英文による記述を基本とした。内容は、研究会報告、研究概要、最新の研究成果概要、今後のスケジュールなどを基本としており、来年度は若手研究者による研究成果特集も行うことを決めた。
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