2003 Fiscal Year Annual Research Report
「メンブレントラフィック-分子機構から高次機能への展開」の運営と評価
Project/Area Number |
15079101
|
Research Institution | Kanazawa University |
Principal Investigator |
大野 博司 金沢大学, がん研究所, 教授 (50233226)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中山 和久 京都大学, 大学院・薬学研究科, 教授 (40192679)
吉森 保 国立遺伝学研究所, 細胞遺伝研究系, 教授 (60191649)
中野 明彦 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (90142140)
和田 洋 大阪大学, 産業科学研究所, 助教授 (50212329)
|
Keywords | 細胞・組織 / 蛋白質 / 細胞内輸送 / 細胞生物学 |
Research Abstract |
本研究は特定領域研究「メンブレントラフィック-分子機構から高次機能への展開-」の総括班として、領域の運営と評価を円滑かつ効率的に行うことにある。本特定領域は本年度より発足したものであるため、発足直後の平成15年7月29日に第1回総括班会議を開催し、研究代表者・分担者全5名および、本領域担当の文部科学省研究振興局学術調査官・高橋伸一郎博士が出席した。そこでは、吉森が世話人となり第1回全体班会議を16年1-2月に開催すること、大野が責任者となり領域ホームページを作製すること、また今後の連絡用に総括班メーリングリストおよび研究代表者メーリングリストを立ち上げること、などが決められた。また公募研究の審査員推薦リストを作製した。 2つのメーリングリストはその後すぐに立ち上げられ、またホームページも仮のページは8月中に、正式なものも11月には公開した。またこれに併せて「メンブレントラフィック・メーリングリスト」を立ち上げ、領域外の研究者にも広く参加頂き意見・情報交換の場として提供した。これらの電子媒体のみでなく広く領域の活動を広報する目的で、ニューズレターを定期的に刊行することに決め(責任者・吉森)、平成16年1月の全体班会議に合わせて第1号を刊行した。 第1回全体班会議は平成16年1月30-31日に開催され、計画研究代表者が研究経過の報告および今後の研究計画について発表した。引き続き、総括班のメンバーおよび全体班会議にも出席頂いた領域評価委員(5名中4名)および領城アドバイザーの出席を得て第2回総括班会議を開催した。本年度の各計画研究は概ね順調に進んでいるとの講評を得た。また、平成16年度の全体班会議は公開シンポジウムと連続して9月中旬〜後半に大野が世話人となり開催する計画とした。
|
Research Products
(3 results)
-
[Publications] Yoshimura, S., 他9名: "Identification of a five-pass transmembrane protein family localizing in the Golgi apparatus and the ER."J.Biochem.. (In press).
-
[Publications] Ito, M., 他8名: "Intreaction of a farnesylated protein with renal type IIa Na/Pi cotransporter in response to parathyroid hormone and dietary phosphate."Biochem.J.. 377(3). 607-616 (2004)
-
[Publications] Shakoori, A., 他7名: "Identification of a five-pass transmembrane protein family localizing in the Golgi apparatus and the ER."Biochem.Biophys.Res.Commun.. 312(3). 850-857 (2003)