• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2004 Fiscal Year Annual Research Report

法使用パターンの抽出とその相互影響関係の分析

Research Project

Project/Area Number 15084209
Research InstitutionWaseda University

Principal Investigator

和田 仁孝  早稲田大学, 大学院・法務研究科, 教授 (80183127)

Keywords弁護士 / 司法書士 / 紛争処理 / 紛争行動 / 法意識
Research Abstract

本年度は、弁護士利用者及び司法書士利用者の紛争行動調査に関する予備調査を中心に行った。当初、一般的なサンプリングによる調査対象者の抽出を試みたが、利用者出現率が0.5%と低く、この方法では、統計分析に必要な有効なサンプル獲得が不可能と判明したので、弁護士・司法書士より、その依頼人の紹介を受けるという形で被調査者の抽出を行った。具体的には、弁護士・司法書士名簿から抽出した法律事務所・司法書士事務所を、研究協力者も含め訪問し、依頼人の紹介を得ることした。この際、研究協力者による調査状況の整理入力のために、研究代表者分以外にもモバイル用パソコンを必要とした。また、海外での同種調査の方法論的問題についての検討も引き続き行った。こうして獲得したサンプル弁護士・司法書士それぞれ約100に対し、調査専門会社に委託し、調査票の整理作成、調査実施、データのコーディング、入力整理など実施した。次年度以降は、この予備調査データを分析し、次々年度に行う予定の本調査に向けて、必要な修正を加えていく予定である。また、当初計画予定の質問票調査では、サンプル数に限界もあり、より詳細なデータを得るためには、インタビューによる質的調査弁護士・司法書士への調査の実施が必要であると考えるに至った。それゆえ、1)予備調査データの分析による依頼者調査票の精緻化、2)弁護士・司法書士側への質問紙調査の調査票作成、3)弁護士・司法書士及び依頼者へのできる限りのインタビューによる質的調査の実施を順次進めていく予定である。

  • Research Products

    (1 results)

All 2004

All Book (1 results)

  • [Book] 弁護士活動を問い直す2004

    • Author(s)
      和田仁孝, 佐藤彰一(編)
    • Total Pages
      300
    • Publisher
      商事法務研究会

URL: 

Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi