2006 Fiscal Year Annual Research Report
ストリーミング技術を活用した学校教育用スポーツ関連デジタルコンテンツの開発研究
Project/Area Number |
15200045
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
岡出 美則 筑波大学, 大学院人間総合科学研究科, 助教授 (60169125)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
白井 克佳 (独)日本スポーツ振興センター国立スポーツ科学センター, スポーツ情報研究部, 研究員 (10321035)
阿江 通良 筑波大学, 大学院人間総合科学研究科, 教授 (10175721)
長谷川 聖修 筑波大学, 大学院人間総合科学研究科, 助教授 (10147126)
松元 剛 筑波大学, 大学院人間総合科学研究科, 助教授 (90209643)
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Keywords | ストリーミング / 学校体育 / デジタルコンテンツ / 映像評価 |
Research Abstract |
平成17年度の研究成果については、フィンランドで開催されたAIESEPで発表した。 また、平成17年度の研究成果を踏まえ、平成18年度は、大学内で実施されている一般の学生対象の事業を取り上げ、そこで提供されている素材をコンテンツとして収録、公開することとした。 この課題達成に向け、組体操、リズム体操、バスケットボール、フラッグフットボール、ハンドボール、ベースボール型ゲームの画像を収集した。なお、これらのコンテンツ作成に際しては、映像の撮影スタッフと原稿作成者を別に設定し、両者が協議しながらコンテンツ原案を作成するという手法を導入した。授業者がコンテンツ作成に携わる場合には撮影が不可能であることや映像の切り出し、編集にさける時間的条件の制約が大きいためである。 他方で、バスケットボールやサッカーでは、体育の授業中に実施されたゲームの映像を分析するためのカテゴリーを設定した。その際個々のカテゴリーに対する説明文並びにそれに画像を対応させることで、教師が再度、その内容を確認できるシステムとした。 このコンテンツは、上記のコンテンツとは異なり、運動の仕方の説明ではなく、行われているパフォーマンスの観察、診断評価を促すことを意図している。実際の授業では、教師は児童、生徒のパフォーマンスを観察し、それを診断、評価し、フィードバックを与えている。このコンテンツは、この過程を支援するためのツールという性格を備えている。 このような経過を踏まえて、現在、コンテンツを収録し、公開している(http://tsukubape1.taiiku.tsukuba.ac.jp/index.html)
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Research Products
(2 results)