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2004 Fiscal Year Annual Research Report

タンパク質間相互作用プロテオミクスによる情報伝達ネットワーク解析

Research Project

Project/Area Number 15201044
Research InstitutionThe University of Tokushima

Principal Investigator

谷口 寿章  徳島大学, 分子酵素学研究センター, 教授 (10257636)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 藤原 和子  徳島大学, 分子酵素学研究センター, 助教授 (20108880)
池田 和子  徳島大学, 分子酵素学研究センター, 助手 (10108863)
山内 英美子  徳島大学, 分子酵素学研究センター, 助手 (50332292)
松崎 英樹  徳島大学, 理化学研究所・翻訳後修飾による動的調節機構研究チーム, 連携研究員
岡田 ひとみ  徳島大学, 理化学研究所・翻訳後修飾による動的調節機構研究チーム, 連携研究員
Keywordsリン酸化 / プロテオミクス / シグナル伝達 / タンパク質相互作用
Research Abstract

PDZドメインをはじめとし、WWドメインや、SH2、SH3ドメイン、PHドメインなどの結合ドメインに注目し、ヒトゲノム配列上でのバイオインフォティクスによるこれらドメインの同定、クラス分けを行った。一部のPDZドメインに関しては、タグ付きの発現ベクターを構築し、タグに対する抗体を用いた免疫沈降による相互作用タンパク質を単離し解析中である。また、シグナル伝達系のタンパク質複合体の立体構造解析に関して、カルモジュリンとNAP-22タンパク質のN末端の脂質修飾であるミリスチル化ドメインの複合体の結晶を作成し、X線解析によりその立体構造を明らかにした。カルモジュリンはミリスチル基のアシル鎖を抱え込むように結合し、また、N末端の疎水性アミノ酸と塩基性アミノ酸はそれぞれカルモジュリンの残基と特異的に相互作用していた。リン酸化による相互作用の調節の分子機構も立体構造より明らかとなった。一方、EGF受容体下流タンパク質は、EGF刺激した細胞から抗ホスホチロシン抗体を用いて単離し、質量分析法によりおよそ300余りのタンパク質を同定した。これらの中で機能未知タンパク質を中心に50種類余りのタンパク質について関してクローンを作成し、動物細胞においてFLAGタグ付きで発現させる系を構築した。EGF刺激した細胞からFLAGタグを利用してこれらのタンパク質を単離し、遺伝子変異体による欠損実験と質量分析による直接解析を組み合わせこれらタンパク質のリン酸化部位の解析を行っている。

  • Research Products

    (2 results)

All 2005 2004

All Journal Article (2 results)

  • [Journal Article] Proteomic analysis revealed a novel synaptic proline-rich membrane protein (PRR7) associated with PSD-95 and NMDA receptor.2005

    • Author(s)
      Murata Y
    • Journal Title

      B.B.R.C 327

      Pages: 183

  • [Journal Article] Direct association with inner centromere protein (INCENP) activates the novel chromosomal passenger protein, Aurora-C.2004

    • Author(s)
      Li X
    • Journal Title

      J.Bio.Chem 279

      Pages: 47201

URL: 

Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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