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2004 Fiscal Year Annual Research Report

下顎運動に随伴する頭部運動と身体動揺を指標とした咬合と全身機能との関連の解明

Research Project

Project/Area Number 15209067
Research InstitutionNiigata University

Principal Investigator

河野 正司  新潟大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (50014098)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 林 豊彦  新潟大学, 工学部, 教授 (40126446)
遠藤 直人  新潟大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (10251810)
江尻 貞一  新潟大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助教授 (40160361)
山田 一尋  新潟大学, 医歯学総合病院, 講師 (40182521)
中村 康雄  新潟大学, 工学部, 助手 (00323957)
Keywords体幹動揺 / 頭部運動 / 下顎運動 / 6自由度運動同時測定 / 顎機能障害 / 顎口腔機能
Research Abstract

<顎口腔機能時における下顎運動・頭部運動・体幹動揺の同時測定法の確立>
咬合異常に由来する顎機能障害による全身症状発症の機構を解明するためには、これまでの頭頸部周囲の運動機能測定だけでは不十分であり、微細な体幹の運動を同時測定することが必要である.しかし,この機構解明を国内外のあらゆる研究機関が着手できなかった背景には、顎口腔機能時に伴う肉眼では捕らえられない体幹運動計測の測定システムが存在していないことにあった。
そこで、今までより広範囲な顎運動計測と同時に体幹運動が計測できるシステムを構築した.すなわち、顎運動の測定範囲を拡大し、立位でも測定可能な6自由度顎運動測定分析システム(トライメットII)を製作すると共に、顎運動と同時に体幹運動を記録できる6自由度の動作キャプチャシステム(ProReflex)を組み込むことに成功した。
これによって下顎運動と頭部運動および体幹運動は,RMS値0.05mmの精度で同時記録が可能となり、下顎のタッピング運動時に、顎運動に同期した体幹運動の存在する可能性を捕える事ができた。また、このシステムについてハード的には、被検者が立位であっても座位であっても即座に測定できるように改良を加えた。
今後は、顎運動と体幹運動の計測にタイムラグが零となるように、また計測データの処理および管理が迅速に行えるようにソフトウエアを改良して、健常者並びに顎機能障害患者の大数測定を目指す。

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Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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