2003 Fiscal Year Annual Research Report
文脈を反映できる感性モデルの構築と対話コンテンツの生成に関する研究
Project/Area Number |
15300075
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Research Institution | Kawamura Gakuen Woman's University |
Principal Investigator |
庄司 裕子 川村学園女子大学, 教育学部, 助教授 (30286174)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
加藤 俊一 中央大学, 理工学部, 教授 (50297107)
堀 浩一 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (40173611)
田中 裕 川村学園女子大学, 教育学部, 助教授 (40255196)
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Keywords | 文脈 / 意思決定 / 創造的思考 / インタラクション / 感性モデル / Eコマース |
Research Abstract |
本研究では、人がさまざまな情報環境と相互作用する動的な過程に注目し、相互作用を通して動的に変化する人の感性をモデル化する。そして、構築した動的感性モデルを利用して、Eコマース用の新しい情報環境を提案する。具体的には、最初は曖昧なイメージや要求しか持たない利用者(消費者)を対象として、利用者が様々な情報環境と相互作用を繰り返しながら意思決定する過程を支援するための文脈情報つきの対話コンテンツを生成し、利用者が感性的に満足できる決定を行えるようなEコマース用情報環境を提供する。 本年度は研究の初年度にあたり、次の項目について研究を行なった。 (1)動的な感性のモデル化手法 文脈を反映できる感性をモデル化するための基礎として、まず時系列に沿った順序を有する情報に対する人の応答特性の工学的な仕組みを解明し、動的な感性のモデル化に関する枠組を構築した(庄司,田中,加藤)。 (2)複合感性オントロジーの構成法 マルチメディア情報に接した場合の人が抱く多様なイメージが相互にどのように関係するかを記述するために、本研究ではイメージ語間の関係を感性オントロジーを用いる。そのための基盤となる複合感性オントロジーの構成法を提案した(庄司,堀)。
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Research Products
(4 results)
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[Publications] 庄司裕子, 堀浩一: "購買におけるコンセプト精緻化を支援するためのインタラクション手法とその評価"日本知能情報ファジィ学会論文誌. Vol.15, No.3. 297-308 (2003)
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[Publications] Shoji, H., Hori, K: "Creative Communication for Chance Discovery in Shopping"New Generation Computing. Vol.21, No.1. 73-86 (2003)
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[Publications] 庄司裕子, 森幹彦, 松下光範: "曖昧な思考を精緻化するためのインタラクションデザイン-揺らぐ情報要球に基づいてネット上の情報を取り扱うために"日本知能情報ファジィ学会論文誌. Vol.15, No.5. 515-524 (2003)
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[Publications] 圧司裕子: "気づきからコンセプト精緻化へ、そしてチャンス発見へ"人工知能学会誌. Vol.18, No.3. 269-274 (2003)