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2003 Fiscal Year Annual Research Report

パルボウイルス関連疾患の病態モデルマウスの開発と病態発現メカニズム

Research Project

Project/Area Number 15300139
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (B)

Research InstitutionUniversity of Tsukuba

Principal Investigator

八神 健一  筑波大学, 基礎医学系, 教授 (40166476)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 國田 智  筑波大学, 基礎医学系, 講師 (10195472)
杉山 文博  筑波大学, 基礎医学系, 助教授 (90226481)
Keywordsパルボウイルス / マウス / NS / 病態モデル
Research Abstract

1. NS発現マウスの作製と解析
テトラサイクリン依存転写調節因子(rtTA)発現Tgマウス及びその応答配列を含むプロモーターの下流にNS遺伝子を持つTgマウスを、それぞれ常法に基づき作製し、両Tgマウスを交配することでNS発現Tgマウスを作製した。
その結果、(1)rtTA及びNSトランスジーンをBDF1マウス胚に導入し、それぞれ17及び3のファウンダーを得た。(2)rtTAマウス3系統(4、14、162)とNSマウス2系統(119、207)を交配し、両遺伝子保有マウスを得た。(3)テトラサイクリン誘導体を5日間与えた後、RT-PCRを用いてNS遺伝子の発現を検討した結果、rtTAマウス162系統とNSマウス207系統のF1マウスで最も良くNSを発現していた。今後、病態形成の有無及びその機序を検討する。
2.NS遺伝子の発現制御領域の検討
NS遺伝子の発現制御領域であるP4プロモーター下流にGFPあるいはLUCを連結したコンストラクトを各種細胞に導入し、プロモーター活性の比較を行った。また、P4上流域に部分欠損や点突然変異を起こし、同様に定量的な比較を行った。さらに、P4下流にGFPを連結したコンストラクト(P4GFP)を用いてTgマウスを作製し、主要組織におけるGFPの発現を観察した。
その結果、(1)腫瘍化細胞(NIH3T3/13c7)では正常細胞(NIH3T3)と比較し、約3.3倍の活性が観察された。(2)P4上流のCRE領域を欠損させた場合、腫瘍化細胞では正常細胞と比較し活性が著しく低下したが、他の領域の欠損型では、差は見られなかった。CRE領域に結合する転写因子をCREBを過剰発現させた細胞では、CREBの量依存的に活性が低下した。(3)P4GFP-Tgマウスは3匹のfounderが得られたが、成体の主要組織において、GFPの発現は確認できなかった。

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Published: 2005-04-18   Modified: 2016-04-21  

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