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2004 Fiscal Year Annual Research Report

中学生の健康啓発システム開発研究

Research Project

Project/Area Number 15300238
Research InstitutionTokyo Women's Medical University

Principal Investigator

久米 美代子  東京女子医科大学, 看護学部, 教授 (70258987)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 村山 より子  東京女子医科大学, 看護学部, 講師 (70289875)
小川 久貴子  東京女子医科大学, 看護学部, 講師 (70307651)
Keywords中学生 / 思春期 / 健康問題 / ヘルスプロモーション / 骨密度
Research Abstract

調査研究にあたり当大学の倫理委員会で倫理的審査を受けた。その後、倫理委員会で倫理的内容の審査を受けた説明文書をもって大東町教育委員会、大東町立大浜中学校校長、大東町立城東中学校校長に調査研究の概要、倫理的配慮を説明し調査の承諾を得た。その後各中学校の教員、保護者、生徒に調査研究の説明会を開催し協力を得た。この調査研究は、データーを研究的に集計するだけではなく、調査結果の報告会を開催しデーターの見方や注意点などを説明すると共に、健康問題の質問なども受けた。
各生徒が健康問題に関心を示すように、調査データーを説明書をつけて生徒個人に渡し、各家庭で生徒のデーター評価をもって日常生活を見直してもらう、例えば、食習慣に問題があれば食べ物の工夫、運動が少なかったらゲームをする時間を減らしすこし戸外での動きを考える等。さらに学校へは学校全体、クラス別、男女別にデーターを集計し評価したものを報告書として作成し各学校に配布するとともに結果の説明会を行い、今後の保健活動への参考として活用してもらうことを行った。
I.調査方法
1.アンケート:対象者の背景、リスクファクター、身体活動票、食習慣調査票DHQ(中学生用)
2.測定:骨密度測定(超音波骨密度測定装置CM-100),身体測定(身長・体重)
II.対象・倫理的配慮
調査に協力の得られた大東町の中学生708名
III.結果
1.骨粗鬆症の家族がいる男子は、いないものより骨密度が有意に低いことが明らかになった(p<0.05)
2.スポーツや身体を動かすことが嫌いな女子は、好きなものより骨密度が有意に低いことが明らかになった(p<0.05)。
3.未月経者は月経があるものより骨密度が優位に低いことがあきらかになった(p<0.05)。
4.骨密度の年齢分布は今回の対象年齢範囲では特定の極大値は認められなかった。
以上の結果から、骨量を増やすためには中学生からの運動や活動が有効であることが明らかとなった。
結果報告書を作成し、教育委員会、学校、保護者に報告するとともに結果説明会も行った。

  • Research Products

    (2 results)

All 2005 2004

All Journal Article (2 results)

  • [Journal Article] Survey on the bone density, body development, nourishment and Activities of Japanese junior high school students.2005

    • Author(s)
      M.Kume, Y.Murayama, K.Ogawa
    • Journal Title

      Children's Bone Health

  • [Journal Article] 中学生の健康問題への関心と対処方法の実態調査2004

    • Author(s)
      村山より子, 小川久貴子, 久米美代子
    • Journal Title

      日本ウーマンズヘルス学会誌 3

      Pages: 45-52

URL: 

Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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