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2003 Fiscal Year Annual Research Report

近現代アジア・オリエント文化圏における音楽伝統の継承と変容

Research Project

Project/Area Number 15320021
Research InstitutionTokyo National University of Fine Arts and Music

Principal Investigator

柘植 元一  東京芸術大学, 音楽学部, 教授 (10129299)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 田中 多佳子  京都教育大学, 音楽科, 助教授 (70346112)
塚原 康子  東京芸術大学, 音楽学部, 助教授 (60202181)
Keywordsアジア・オリエント / 近代化 / 音楽史 / 楽器 / 伝統音楽
Research Abstract

1.楽器改良を共通調査項目に決定、これに関連する先行研究概観、改良楽器展の企画
研究課題は広範な内容をふくむ。このため複数地域に共通して比較研究をおこなう項目として、近現代の音楽創作と楽器改良に焦点をしぼった。各研究分担者と研究協力者が、それぞれの専門地域について、楽器改良にかんする既往研究の網羅的収集につとめ、日本、インド、中国につき楽器改良の足跡について基礎調査結果を相互に発表した。これによって、伝統音楽近代化の方針はと実態はおおきく異なることが再認識できた。ことに、各地域の社会体制の影響はあきらかであり、ことに近代化=洋楽アンサンブル導入のモデルが支配的な東アジア圏と、伝統音楽と洋楽が価値観のうえで並存するインドとでは、楽器改良をめぐっても対応に大き開きがあることがわかった。こうした今年度のみとおしに基づき、来年度に研究成果公開をかねた改良楽器展開催を検討した。
2.ウズベキスタン調査実施
当初、15年度に中国での調査を実施する予定だったが、SARS流行による渡航自粛要請を考慮し、急遽、調査地を中央アジアのウズベキスタンに変更した。実施状況は以下のとおり。
・実施期間:平成15年8月8日〜20日
・調査者:柘植元一(研究代表)および研究協力者2名
・調査地:ウズベキスタン共和国内:タシュケント、ボイスン、アンデイジョン
・調査内容:タシュケントならびにアンデイジョンにおける楽器職人と楽器工房の実態調査。楽器収集、芸術アカデミー・ハムザ研究所と国立音楽院での楽器改良資料収集、ボイスンの伝統音楽実態調査と楽器職人のインタビュー、楽器収集。

URL: 

Published: 2005-04-18   Modified: 2016-04-21  

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