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2003 Fiscal Year Annual Research Report

古代東北、北海道におけるモノ、人、文化交流の研究

Research Project

Project/Area Number 15320111
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (B)

Research InstitutionTohoku Gakuin University

Principal Investigator

辻 秀人  東北学院大学, 文学部, 教授 (30244966)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 熊谷 公男  東北学院大学, 文学部, 教授 (70153343)
Keywordsデータベース / 研究協力者 / 土師器編年 / 日本海側の土師器 / 土器研究の方法論 / 資料調査 / 擦文土器
Research Abstract

(1)データベースの作成
土師器及び遺物交流のデータベース作成用機器類を購入、データベース作成を開始した。
(2)研究会の実施
また、研究推進にあたって、東北、北海道各地の研究者に協力を依頼し、14名の研究協力者を得た。研究代表者、研究分担者を含めて、16名で研究会を組織した。
研究会では、2003年7月に打ち合わせを行って、研究方針を確認したあと、11月に宮城県多賀城市で第1回、2004年3月に秋田県雄物川町で第2回の研究会を実施した。
第1回研究会では宮城県南部、仙台平野、宮城県北部それぞれでの7世紀の土師器群を共同で観察を行い、意見交換を行うとともに、それぞれの地域の土師器編年案を作成し、意見を交換、宮城県域における土師器変遷の概要とその年代について共通理解が得られた。
第2回研究会では秋田県域の古墳時代から7〜8世紀の土師器群の観察を共同で行い、東北北部日本海側の土師器群の様相について意見交換を行うとともに、研究代表者である辻が土器研究の方法論について研究発表を行い、研究の方向性について議論を深めた。
(3)資料調査
東北南部から北海道にかけて分布する7〜8世紀の土師器群の資料調査を実施した。
調査場所は福島県立博物館、横手市教育委員会、秋田県埋蔵文化財センター、鶴岡市教育委員会、山形県埋蔵文化財センター、八戸市教育委員会、秋田県立博物館、札幌市埋蔵文化財センター、岩手県埋蔵文化財センター、水沢市埋蔵文化財調査センターなどである
の調査の結果、東北南部の土器群と東北北部の土器群とでは大きく様相が異なること、東北北部の土器群と北海道の擦文土器との間には密接な関係があることが認識された。

URL: 

Published: 2005-04-18   Modified: 2016-04-21  

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