2005 Fiscal Year Annual Research Report
強誘電性液晶を用いた光ネットワーク用超小型集積光スイッチの研究
Project/Area Number |
15360209
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Research Institution | Kanagawa Institute of Technology |
Principal Investigator |
中神 隆清 神奈川工科大学, 工学部, 教授 (20267636)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宇野 武彦 神奈川工科大学, 工学部, 教授 (50257408)
中津原 克己 神奈川工科大学, 工学部, 講師 (70339894)
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Keywords | 光ネットワーク / 光スイッチ / 導波路スイッチ / 液晶スイッチ / 光導波路 / 液晶クラッド / 強誘電性液晶 |
Research Abstract |
3ヵ年計画の最終年度として前年度までの課題を継続し、位相可変導波路を組み入れた単位光スイッチを完成させるとともに、多チャンネル化への見通しを得ることを目標に以下の研究課題を実施した。 (1)SiO_2基板上のSiコア導波路を基本として、強誘電性液晶クラッド位相可変導波路および分岐・結合回路等の光スイッチ構成要素の設計、製作法の確立。 (2)上記要素によるマッハツェンダ型2x2単位スイッチの試作。 (3)試作した素子の波長特性、損失、切替速度等の基本特性の評価および光信号のスイッチングを含むスイッチ特性の評価。 (4)単位スイッチを複数組み合わせた多チャンネル化の見通しと課題整理。 以上により、申請者らが提案した新しい光スイッチの原理確認を主課題とする当初の研究目標をほぼ達成した。
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Research Products
(11 results)