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2003 Fiscal Year Annual Research Report

希少野生動物における生殖周期モニタリングおよび人工繁殖の臨床応用

Research Project

Project/Area Number 15380215
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (B)

Research InstitutionGifu University

Principal Investigator

坪田 敏男  岐阜大学, 農学部, 教授 (10207441)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 村瀬 哲磨  岐阜大学, 農学部, 助教授 (30303514)
Keywords希少野生動物 / 人工繁殖 / 生殖周期 / 糞中性ステロイドホルモン / 人工授精 / 卵子体外培養 / 体外受精 / 種の保存
Research Abstract

本研究では、希少野生動物から非侵襲的に得られる糞の中に含まれる性ステロイドホルモンの分子生物学的微量測定により各種希少野生動物の生殖周期をモニタリングすることおよび希少野生動物の個体数回復を目指して飼育条件下において人工繁殖の臨床応用を実践することを目的とした。
そこで本年度は、希少野生動物のモデルとしてネコおよびイヌを用いて以下の実験を行った。
1.糞中性ステロイドホルモン濃度の測定
1)イヌにおいてTR-FIAキットを用いて糞中プロジェステロンおよびエストラジオール濃度測定法を確立した。
2)イヌにおいて糞中性ステロイドホルモン濃度測定により生殖周期のモニタリングを行った。
3)ネコの糞および血液のサンプリングを始めた。
2.凍結精液を用いた人工授精に関する研究
1)雄グマより麻酔下で電気刺激射精法により精液を採集した。
2)精液の運動性、精子数および奇形率などの検査を行った後、精液を凍結保存した。
3)凍結融解後に同様の検査を行い、よりよい凍結保存法の検討を行った。
3.死体から回収した卵子の体外培養と体外受精に関する研究
1)イヌおよびネコより不妊手術により卵巣を採取し、卵子を回収した。
2)卵子を培養皿で培養し、第2成熟分裂中期まで発育させた。
3)培養液にステロイドホルモンを添加することにより成熟率を検討した。
4)死亡したクマの卵子を回収し、同様の実験を行った。

URL: 

Published: 2005-04-18   Modified: 2016-04-21  

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