2005 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
15390374
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
菅原 寧彦 東京大学, 医学部附属病院, 助教授 (90313155)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
幕内 雅敏 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (60114641)
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Keywords | アムリノン / 肝移植 / アポトーシス |
Research Abstract |
肝移植レシピエント患者45症例を対象とした。アムリノン群、PGE1群、プラセボ群に無作為に割り付けをした。アムリノン群では4γで、PGE1群は0.02γにて麻酔導入から、手術終了まで投与した。肝機能の機能はICG血漿消失率で蛍光法にて評価した。その他乳酸値、アミノトランスフェラーゼ、血液ガスのベースエクセスの血液データを解析した。さらに血圧、心拍数などの血行動態の他、心係数や末梢血管抵抗などのスワンガンツデータを分析した。全ての測定は、麻酔導入後、阻血開始直前、肝切除終了直後、肝切除終了直後60分の4ポイントで行った。アムリノンは血行動態には影響を与えなかった。ICG血漿消失率と乳酸値はプラセボ群とアムリノン群との間で有意差を認めた。一方で、PGE1群と対象群では両因子とも有意な差を認めなかった。本モデルにおいて肝阻血再灌流障害軽減にアムリノンが寄与している可能性が示唆された。
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Research Products
(1 results)