2004 Fiscal Year Annual Research Report
GFP付加α2Aアドレナリン受容体をノックイン発現する新規遺伝子改変マウスの作成
Project/Area Number |
15390478
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Research Institution | Kyoto Prefectural University of Medicine |
Principal Investigator |
溝部 俊樹 京都府立医科大学, 医学研究科, 講師 (50239266)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
奥田 司 京都府立医科大学, 医学研究科, 助教授 (30291587)
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Keywords | α2Aアドレナリン受容体 / GFP / トランスジェニックマウス |
Research Abstract |
昨年度作成したtargeting vectorをmouse strain 129SvEv由来のES細胞にelectropolationした後、G418(Neo)による薬剤耐性選択を行い出現したコロニーを採取した。 採取したES細胞のDNAをPCRで相同組み換え体をscreeningし、さらにサザン解析にてsingle integrationの確認を行った。PCR screeningは、Neo遺伝子に設定した2つのforward primerとtargeting vectorの外側の3つのreverse primerを用いて、Taq polymeraseとしてKOD Dash (Toyobo)で実施したところ、全てで陽性が得られたcloneが10得られたので、この全てに対してサザン解析を行った。サザン解析は、targeting vectorの3'下流にあるEcorI/EcorV siteで切り出される断片をtemplateとしてFITC label nonRI probeを作成した。ES細胞のゲノムは、ScaI (targeting vector3'下流でtargeting vectorの領域内と領域外とにある)で処理したものを電気泳動した。Membraneに移した後、hybridizationを行った。その結果、3つの陽性クローンが得られた。 再培養を開始した陽性細胞の中から2つのクローンをC57BL/6 mouseのblastcystへmicroinjectionを実施した。その結果片方のクローンから6匹のマウスが生まれ、3匹がキメラ率100%のメスであった。もう一方のクローンからは生まれなかった。 オスのキメラマウスが得られなかったので現在再度microinjectionを行っているところである。
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Research Products
(5 results)