2005 Fiscal Year Annual Research Report
GFP付加α2Aアドレナリン受容体をノックイン発現する新規遺伝子改変マウスの作製
Project/Area Number |
15390478
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Research Institution | Kyoto Prefectural University of Medicine |
Principal Investigator |
溝部 俊樹 京都府立医科大学, 医学研究科, 講師 (50239266)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
奥田 司 京都府立医科大学, 医学研究科, 助教授 (30291587)
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Keywords | α2アドレナリン受容体 / GFP / 遺伝子改変マウス |
Research Abstract |
1)キメラマウスの作成 昨年度得られた3匹のキメラ率100%のオスキメラマウスをもとに、メスC57BL6マウスと交配を重ねて、雌雄2匹ずつのF1ヘテロマウスを得た。このうち雌雄1匹ずつを用い交配を行った。現在までにオス12匹、メス13匹を得た。 2)genotyping NEO遺伝子の確認は、3つのプライマーを用いてPCRにて行った。すなわち、Wild type gene上に存在するforward Primer(I),backward primer(II),そしてNeo上に存在するforward primer(III)である。(I)(II)にて533bp(Wild type),(II)(III)にて273bp(homo)のPCR fragmentが得られる(heteroでは2つのバンド)。また、EGFP遺伝子の確認は、EGFP上に存在する2つのプライマーを用いてPCRにて行った。 結果:オス12匹中、7匹がwild type、5匹がhetero typeであった。また、メス13匹中、5匹がwild type、8匹がhetero typeであった。Homo typeはいなかった。 3)mating Homo typeを得るために現在さらに交配を行っており、得られ次第還流固定を行い、alpha2A adrengergic receptor-GFPの発現をレーザースキャン蛍光顕微鏡にて観察する予定である。
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Research Products
(1 results)