2005 Fiscal Year Annual Research Report
進行子宮頸癌に対する体外循環下活性炭吸着法併用・経皮的骨盤潅流高用量化学療法
Project/Area Number |
15390506
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
本山 覚 神戸大学, 大学院・医学系研究科, 助教授 (80283878)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
丸尾 猛 神戸大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (60135811)
濱名 伸也 神戸大学, 大学院・医学系研究科, 助手 (00335449)
具 英成 神戸大学, 医学部, 教授 (40195615)
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Keywords | 子宮頚部癌 / 術前化学療法 / 高用量 / ダウンステージ / PPPEC |
Research Abstract |
体外循環下活性炭吸着法併用・経皮的骨盤灌流高用量化学療法(PPPEC)の臨床応用における基礎的課題は平成16年までに達成されたと考えられる。 さらに平成16年の投稿論文Motoyama S, Hamana S, et al. Neoadjuvant high-dose intraarterial infusion chemotherapy under percutaneous pelvic perfusion with extracorporeal chemofiltration in patients with stage IIIa-IVa cervical cancer. Gynecologic Oncology,95:576-582,2004で本法の5年生存率改善における有効性を示してきた。 他方、PPPEC施行時使用の中心抗癌剤のシスプラチン耐性機序に対する分子生物学的な機序解明や本法施行後患者の癌再発阻止のための基礎研究に着手し、その研究成果は平成17年度の第57回日本産科婦人科学会学術集会において発表してきた(本山、濱名、丸尾)。 さらにPPPECの集学療法の全手技と実際を記録するために、「PPPEC(percutaneous pelvic perfusion with extracorporeal chemofiltration」」と題したDVD映画の製作を行った。 今後は本法の一般的臨床稼動を見据えた必要機材の低価格化や調達製の容易性等の検討も必要かと考えられる。
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Research Products
(5 results)