2004 Fiscal Year Annual Research Report
生体時計と骨代謝:新規時計転写因子による骨軟骨形成の促進
Project/Area Number |
15390561
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Research Institution | HIROSHIMA UNIVERSITY |
Principal Investigator |
加藤 幸夫 広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 教授 (10112062)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
能城 光秀 広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助教授 (00144858)
河本 健 広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 講師 (50224861)
藤本 勝巳 広島大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助手 (40294566)
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Keywords | DEC1 / DEC2 / 日内リズム / ノックアウトマウス / トランスジェニックマウス / clock遺伝子 / 軟骨分化 |
Research Abstract |
1.DEC1とBMAL1の結合に関わるそれぞれのタンパクドメインをyeastと哺乳類でのツーハイブリッド法で測定した(Sato-F. et al. Eur.J.Biochem.2004)。 2.DEC1とDEC2の組織特異的トランスジェニックマウスを作製し、現在CMV-cre-マウスとかけあわせ、TGマウスを増殖飼育させている。 3.DEC1とDEC2のノックアウトマウスを作製したが、現在バッククロスして遺伝子のバックグラウンドを一定にする作業をしている。 4.成長板から270ケの概日リズム遺伝子を同定した(本田ら、2005年日本軟骨代謝学会で発表)。これらのほとんどは肝臓やSCNでの概日リズム遺伝子と異なっていた。すなわち成長板は独自の概日リズム系を構築していることが判明した。成長板の概日リズム遺伝子には、時計遺伝子(DEC1、DEC2を含む)以外に、新規の転写遺伝子、II型コラーゲン、アグリカン、patchedなど興味深い遺伝子が含まれていた。
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Research Products
(12 results)