2005 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
15390604
|
Research Institution | Fukuoka Dental College |
Principal Investigator |
宮崎 光治 福岡歯科大学, 歯学部, 教授 (40050041)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
遠藤 剛 山形大学, 工学部, 教授 (40016738)
|
Keywords | Gas-solid phase reaction / Oxirane / Cyclic carbonates / Benzyltributylammonium chloride / Block copolymer / Cationic polymerization / Ring-opening polymerization |
Research Abstract |
1)触媒やコモノマーの適正な選択によって側鎖オキシランを生成するグリシジールメタクリレートからなる共重合体と二酸化炭素の気相-固相反応の選択性が改善された。ベンジルトリアンモニウムクロライドは共重合体フィルム内の適切な側鎖構造に有効且つ選択的触媒作用と適度な触媒活性を示した。N-ブチルメタクリレートは効果的なコモノマーあり、高い取込み効率や架橋反応を防ぐことによるより良い選択性の結果、環状カーボネート構造をもつ可溶性ポリマーを得ることを可能にした。 2)トリメチレンオキサイド(OX)と1,5,7,11-テトラオキサスピロ[5,5]ウンデカン(SOC1)とのone-shot及びtwo-shot法のカチオン開環重合によって疑似ブロックおよびトリブロック共重合体が合成された。SOC1とOXは25℃のジクロロメタン溶液中でボロントリフロロエーテル(BF_3OEt_2)を用いてカチオン的に共重合されたとき、OXはSOC1より速く消費された。SOC1は相当する疑似ブロック共重合体poly[(OX-grad-SOC1)-b-SOC1]を与える共重合反応の初期段階に生産されたOX過剰共重合体から重合した。我々は疑似トリブロック共重合体に相当するpoly[SOC1-b(OX-grad-SOC1)--b-SOC1]が消費する前、SOC1の重合の間にOXの付加によって疑似トリブロック共重合体の合成に成功していた。
|
Research Products
(2 results)