2004 Fiscal Year Annual Research Report
看護政策実現に向けた看護職の意見形成ネットワークシステムの構築
Project/Area Number |
15390664
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
久常 節子 慶應義塾大学, 看護医療学部, 教授 (70100659)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小池 智子 慶應義塾大学, 看護医療学部, 専任講師 (50338191)
宮川 祥子 慶應義塾大学, 看護医療学部, 専任講師 (00338203)
柴田 秀子 慶應義塾大学, 看護医療学部, 助手 (40254479)
中西 睦子 国際医療福祉大学, 保健学部看護学科, 教授 (00070681)
川村 佐和子 東京都立保健科学大学, 保健科学部・看護学科, 教授 (30186142)
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Keywords | 看護政策 / 看護職 / 意見形成ネットワーク / 政策決定過程 |
Research Abstract |
1.看護職の政策課題に対する意見形成のためのシステムづくり (1)Webサイト「看護政策アリーナ」の開発・運営 (1)看護政策課題の提示および情報提供:平成16年7月年「看護政策アリーナ」を公開し、前年度の活動結果を踏まえ、看護政策として重要度ならびに優先度の高い4つの政策課題「外国人看護師の就労受け入れ」「医療事故を生む看護職配置の不足」「看護の基礎教育の4年制化」「ハイケアユニット入院管理料の改善」を提示し、それぞれについて解説と資料を掲載した。さらに,緊急な政策課題として「看護行政の危機-三位一体改革-」「非医療職による痰の吸引行為の実施」を即時に「看護政策アリーナ」で取り上げ情報提供を行った。 (2)参加者の意見交換:「看護政策アリーナ」上の掲示板で、提示した政策課題について自由に意見交換を行った。掲示板への意見の書き込みは登録者・仮登録者のみで、平成17年3月現在、470名である。 平成16年8月〜9月に提示した政策課題の重要度を調査するためネット上投票を行い、その結果「医療事故を生む看護職配置の改善」が55%、「外国人看護師の就労受け入れへの対応」が30%であった。 (2)看護政策を考える集会の開催 2回の看護政策アリーナ集会(平成16年8月21日参加者:150名,平成17年1月29日参加者:56名)を開催し、参加者と討論をおこなった。これらの模様は「看護政策アリーナ」上に掲載した。第2回集会はWeb上でビデオ配信し、意見を掲示板で募った。 2.政策情報の収集と分析:有識者による討論会の開催 緊急かつ重要な政策課題の情報を得るために有識者による討論会を2回開催した。議論された内容をもとに,緊急政策課題を,看護政策アリーナ上に掲載した。
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Research Products
(1 results)