2004 Fiscal Year Annual Research Report
不妊治療中の女性が独りでストレスを抱え込まないためのプログラムの効果
Project/Area Number |
15390677
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Research Institution | St. Luke's College of Nursing |
Principal Investigator |
森 明子 聖路加看護大学, 看護学部, 助教授 (60255958)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
堀内 成子 聖路加看護大学, 看護学部, 学部長・教授 (70157056)
有森 直子 聖路加看護大学, 看護学部, 講師 (90218975)
桃井 雅子 聖路加看護大学, 看護学部, 講師 (90307124)
小陽 美紀 聖路加看護大学, 看護学部, 助手 (80365840)
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Keywords | 不妊治療 / ストレスマネジメント教育 / パンフレット / 不妊看護 / 心理的ストレス / セルフケア |
Research Abstract |
本年度の計画は、以下の2点を進めるものであった。 1.不妊治療開始から早期にある女性が治療生活にともなうストレスを軽減するためのストレスマネジメント教育プログラムを完成する 2.無作為比較試験を行い、その効果を不安、うつ、健康関連QOL尺度、満足度によって評価するその結果、以下の段階まで遂行した。 1.ストレスマネジメント教育プログラムの作成:教材として、冊子「あなたを独りぼっちにしないガイドブック」Aプログラム用(44頁)、Bプログラム用(36頁)および「ストレスに負けない私づくりセルフケアノート」Aプログラム用を完成させ、プログラムAおよびBをモジュール化した。 2.無作為比較試験の実施:8施設に依頼し、協力の得られた7施設に対し、施設割付法を用いてプログラムA(4施設)、B(3施設)の2群に振り分け、患者個人からの研究参加への同意を得て、ベースライン時の評価を行い、3ヶ月間の介入を順次、実施した。3月11日現在、A群74名、B群36名の不安・うつ、健康関連QOL尺度、満足度のデータ収集を終了もしくは続行中である。なお、研究経過について2つの学会に発表、論文1編を投稿中である。
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