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2004 Fiscal Year Annual Research Report

ユーラシア大陸のステップにおける大規模農業が草原生態系に与える影響評価

Research Project

Project/Area Number 15405042
Research InstitutionUniversity of Tsukuba

Principal Investigator

中村 徹  筑波大学, 大学院・生命環境科学研究科, 教授 (60015881)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 林 一六  筑波大学, 名誉教授 (80015586)
田村 憲司  筑波大学, 大学院・生命環境科学研究科, 助教授 (70211373)
Keywords植生 / ステップ / バイオマス / カザフ共和国 / 植物組成表 / 土壌環境 / ユーラシア / 気象条件
Research Abstract

昨年度行ったウクライナのステップにおける調査に引き続き、本年度はカザフスタンのステップにおいて現地調査を実施した。
調査地を絞り込むため現地調査を行い、中央アジア草原が広がるオクチャブリスク周辺ほか5点に調査地を設定した。調査地周辺は高い生産力で知られるチェルノーゼム土壌の分布域であり、世界的な小麦耕作地帯としても知られる。古くから農耕地利用をしており、草原利用の比較として本研究の調査地として適した場所であると判断した。
以下の手順で現地調査を行い、帰国後解析を行った。
1.現地踏査を行い正式な調査地をカザフ共和国西部のステップ4地域9地点に設定した。
調査地:Kharkiv(3地点),Almaty(1地点),Pavlodar(4地点),Semeipalatinsk(1地点)
2.設定した各調査地内に高度別飛砂量の測定機器を構築し、採取したデータを帰国後解析した。
3.多くの地点で植生調査を行い、群落の種組成表を作成した。
4.ステップのバイオマス量を明らかにするために種ごとの地上部の刈り取り調査を行い解析した。
5.各調査地の地表リターを採集し測定した。
6.各地域で土壌の断面調査を行った。
7.調査地で土壌サンプルを採集し、これを日本に持ち帰り分析した。
8.カザフを含むユーラシアステップの成立気象条件を明らかにするために、既存の気象データをもとに解析を行った。
比較項目:緯度・経度、標高、平均気温、降水量、土地利用履歴

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Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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