• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2003 Fiscal Year Annual Research Report

確率的ルーティングを用いたAdHoc型大規模コミュニケーション環境に関する研究

Research Project

Project/Area Number 15500037
Research InstitutionNagoya Institute of Technology

Principal Investigator

松尾 啓志  名古屋工業大学, 工学研究科, 教授 (00219396)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 黒柳 奨  名古屋工業大学, 工学研究科, 助手 (10283475)
岩田 彰  名古屋工業大学, 工学研究科, 教授 (10093098)
KeywordsP2P / アドホックネットワーク / ルーティングアルゴリズム
Research Abstract

無線アドホックネットワークのルーティングプロトコルは、IETFのMANETワーキンググループで、さまざまなプロトコルが議論されているが、従来の必ずポイントツーポイントでのルーティングが行えるという制約の元で、プロアクティブ、リアクティブのさまざまなルーティングアルゴリズムが提案されている。
しかし、リンクトポロジの変化が激しく、さらに複数経路が存在する確率が多いと考えられる無線アドホックネットワークのルーティングは、必ずしもネットワーク層で決定論的である必要はなく、アプリケーション層まで含めた到達制御を行うことが有用と考える。そこで、我々は、ネットワーク層では必ずしも到達性を保証しない、強化学習を用いた確率ルーティングアルゴリズムを提案している。
今年度は、無線LANのなかでも比較的到達距離が短いBluetoothとLINUXを用いて、提案ルーティング手法を実装し、トポロジ変化に対する到達性能、遅延、ルーティングの収束性などの検討を行った。
その結果、プロアクティブルーティングの代表例であるDSDVと比べても、トポロジ変化に対して頑強であることが確認された。またピコネット構成時の制約など、Bluetoothの規格上の制約も明らかとなった。この結果を元に来年度は、IEE802.11b上に実装するとともに、P2P上でのアプリケーションの実装も行う予定である。

URL: 

Published: 2005-04-18   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi