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2004 Fiscal Year Annual Research Report

データベース技術に基づいた思考イメージの言語表現システムの開発に関する研究

Research Project

Project/Area Number 15500071
Research InstitutionYamaguchi University

Principal Investigator

吉村 誠  山口大学, 教育学部, 教授 (70141116)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 葛 崎偉  山口大学, 教育学部, 教授 (30263750)
中田 充  山口大学, 教育学部, 助教授 (60304466)
Keywordsキーワード / 文例検索 / 類義語 / 連想語 / 文例データベース
Research Abstract

本研究は,頭に浮かぶイメージから的確な言語表現を見出すための「思考イメージの言語表現支援システム」を実現することを目的としており,昨年度は単語から連想語を導き出す機能(機能A),と連想語から文例を導き出す機能(機能B)の二つについて考察した.その結果,機能Aについては,(1)基本とする既存の辞書よりも詳細な分類とその体系情報が必要,(2)意味属性体系を横断する検索のための情報が必要,(3)検索対象とする意味属性の絞込みのための基準が必要,(4)結果として得られる連想語の順序付け基準が必要,(5)名詞以外の意味属性がない,などの課題が明らかになった.本年度は,システムの実現のための第一歩である機能Aの実現を行った.元となる辞書としてEDR電子化辞書を用い,その概念階層を利用して連想語を求める辞書システムを構築した.問題点の(1),(5)についてはEDR電子化辞書の概念階層と登録語句を用いることで解決し,(2)についてはEDR電子化辞書中の関係子を使って表現された「関連概念」を用いる手法と,他の電子化辞書にある関連語,反義語などを登録できる機能を辞書システムに持たせることで解決した.また,実際にEDR電子化辞書やそのほかの辞書から連想語辞書を構築するプログラムを作成して連想語辞書を構築し,その後で連想語検索プログラムを試作してその有用性を確かめた.現在,連想語の検索に時間がかかるものの,連想語の検索は可能な状態である.今後は,問題点の(3),(4)の解決を図り,機能Bの実現に取り掛かる予定である.

  • Research Products

    (1 results)

All 2005

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] 柔軟な構造を持つデータベース管理システムを用いた万葉集検索システムの構築法2005

    • Author(s)
      中田充
    • Journal Title

      第10回 公開シンポジウム 人文科学とデータベース

      Pages: 30-42

    • Description
      「研究成果報告書概要(和文)」より

URL: 

Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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