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2004 Fiscal Year Annual Research Report

日本古典籍資料の組織化のための書誌記述規則の考察と実証システムの構築

Research Project

Project/Area Number 15500162
Research InstitutionTenri University

Principal Investigator

山中 秀夫  天理大学, 人間学部総合教育研究センター, 講師 (60309523)

Keywords日本古典籍 / 総合目録 / 書誌記述 / 組織化 / データベース
Research Abstract

本研究は,日本古典籍に関する総合目録データベース構築を目的として進めている。今年度は,次の3点において研究を行った。
1)日本古典籍を対象とした際の書誌記述について考察
2つの側面から考察した。一つは日本古典籍目録の書誌記述として必要な項目な何であるか,その情報を記述することに関しての問題は何であるかについて,殊にshared cataloguing環境下での目録データベース構築とのかかわりにおいて研究した。その成果は2005年度『日本図書館情報学会年報』に掲載が予定されている。もう一つは,「NACSIS-CAT」に既にデータが蓄積されている和漢古典籍レコード約23,000件の分析を行った。NACSIS-CATに和漢古典籍を入力するための基準は2003年6月に公表されている。その基準を考察することも含めた分析であり,分析の一部は2003年9月EAJRS : European Association of Japanese Resource ProfessionalsのConferenceにおいて公表し,その後の分析も含めて来年度発表予定である。なお,EAJRSで,海外に所在する資料のデータ収集を依頼した。
2)資料の刊行・収集・組織化の東西文化面からの比較
書誌記述に必要な項目,東西文化圏での違いを考える上で,資料をめぐる製作から読まれ方までの一連の流れの東西文化を比較,検討した。ことに印刷時代以降の書写資料の作成,流通,組織化などを中心に文献を収集し,また研究者(主として英国在住)との意見交換を行った。
3)日本古典籍の主題アクセス
主題アクセスをするための方法,について,検討をはじめている。分類とジャンル,名辞と概念などを中心に当時から現代に至る変遷も見ながら研究を進めている。

  • Research Products

    (1 results)

All 2004

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] 西洋古刊本を対象とした総合目録データベースに関する考察-その構築の歴史と手法-2004

    • Author(s)
      山中秀夫
    • Journal Title

      ビブリア 121

      Pages: 156-125

URL: 

Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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