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2003 Fiscal Year Annual Research Report

リアルタイムの画像解析によるスカウティング分析の試み

Research Project

Project/Area Number 15500445
Research InstitutionHiroshima University

Principal Investigator

橋原 孝博  広島大学, 総合科学部, 助教授 (00198665)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 佐賀野 健  呉工業高等専門学校, 講師 (80311075)
Keywords偵察 / プログラミング / バレーボール / サーブレシーブ
Research Abstract

本研究の目的は,バレーボールのサーブレシーブに着目し,リアルタイムでスカウティング分析できるプログラムを開発することであった。その際,画像解析を用いて正確なデータ収集や視覚的に分かりやすくグラフィック化して結果表示することを試みた。
ビデオカメラとノート型パソコンをアルファデータ社製ビデオキャプチャー・アダプターで接続し,競技場面の映像をパソコンのスクリーン上に取り込んで分析した。バレーボールコート四隅を較正点として使用し,DLT係数を算出した後,競技場面の静止画像をもとに,レシーブ隊形やレシーブ位置を算出して図示した。そして選手別,ローテーション別にレシーブ回数やレシーブ成績を統計処理して表示した。
作成したプログラムの動きは,World League男子大会,全日本大学女子選手権大会,中国四国学生選手権大会の録画ビデオを再生しながらテストした。その結果,1)全てのプレーを一人のスコアラーで分析するのではなく,分析課題ごとにスコアラーが分担するため,分析作業が容易である。2)競技中のデータの入力を主にマウスをクリックすることによりスカウティング分析を行うため,操作が容易である,その際タブレットペンを使用すれば分析スピードが更に増す。3)競技中の映像を,DLT法の画像解析理論を採用して定量分析するため,精度の高い位置データを得る事が出来る。しかし静止画像をもとに定量分析を行うため,静止画像を正確に取り込めなかった時は,算出結果の精度が下がることもある等が確認された。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 橋原孝博: "画像解析によるスカウティング用プログラム開発の試み"バレーボール研究. 6・1. (2004)

URL: 

Published: 2005-04-18   Modified: 2016-04-21  

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