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2003 Fiscal Year Annual Research Report

昭和16年と現在の聞き取り調査の比較による長野県6農村の食文化の変化

Research Project

Project/Area Number 15500564
Research InstitutionNagano Prefectural College

Principal Investigator

中澤 弥子  長野県短期大学, 生活科学科, 助教授 (50320932)

Keywords長野県 / 食文化 / 聞き取り調査 / 農村
Research Abstract

今年度は、当初の計画どおり、長野県内3地域(東筑摩郡麻績村、諏訪郡下諏訪町下諏訪、北安曇郡小谷村北小谷)において、文献調査、調査対象への交渉、予備調査を行い、一部の調査対象については聞き取り調査を実施した。なお、各調査の概要は以下の通りである。
1.文献調査
各調査地域の村誌、町誌、民俗誌、統計資料などを収集し、各調査地域の地理的環境、歴史や文化的特徴について整理、分析を行っている。
2.調査対象への交渉
協力者を通じ各地域15世帯を目標に調査協力の依頼を行った。なお、各調査地において、基礎資料である『日本の食文化』正編及び補遺編に記載されていた調査対象者が実在することを確認し、基礎資料の記述内容が、当該地域のものであることを確認した。
3.予備調査
当初計画した聞き取り調査項目について、地域の協力者に対し予め聞き取り調査を行い、質問項目及び方法について検討した。また、地域特有の産物や調理器具、食具などの内容確認を行った。
4.聞き取り調査
当初、調査は世帯単位とし、各世帯の男女を対象に調査する予定であったが、予備調査での検討の結果、数人ずつの集合法で行っている。調査対象の年齢は、原則60歳以上とし、当地域の居住暦が20年以上の者としている。調査方法は、当初の計画どおり,農繁期を避けて計画し、各対象に対し、1日に3〜4時間の聞き取り調査を行っている。調査時には、対象者の許可を得てカセットテープでの同時記録を行い、後で記録内容を確認し、聞き違いなどの誤りを減らす方法をとっている。また、必要に応じて、調査後、電話による補足調査を行っている。調査場所は、公民館などの集会所または各調査対象の家庭としている。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 中澤 弥子: "長野県における「塩イカ」と「煮イカ」の食習慣の伝承と地域性"日本家政学会誌. 55巻・2号. 167-179 (2004)

URL: 

Published: 2005-04-18   Modified: 2016-04-21  

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