2004 Fiscal Year Annual Research Report
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15510138
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| Research Institution | Nihon University |
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Principal Investigator |
市村 隆哉 日本大学, 商学部, 教授 (60063682)
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| Keywords | 管理技術 / テクノロジー・マネジメント / 技術戦略 / 国際競争力 |
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| Research Abstract |
本研究の目的は,管理技術の国際競争力の増強を図るための基本モデルを構築し,それぞれの問題分野において有効な管理技術を開発することである。
今年度はその第2年度に当たるため,昨年度行った基礎的な資料収集・整理,事例調査を下に,生産管理分野における管理技術の抽出,および有効性の検討,さらにその国際比較を行った。
主な実績は次の通りである。
1 経営競争力の基本モデル構築および経営競争力を評価する基礎的な管理技術項目とその競争力の尺度について検討を行った。
2 これまで製造活動に効果を上げてきたIE,オペレーションズ・リサーチなどの諸管理技術が,他の経営問題解決に適応可能か,事例・実態調査に基づき管理技術の類型化を行った。
3 企業環境諸条件の下で発生する諸経営課題の分類,整理を実例を下にデータ収集した。
4 海外でも同様の点を明らかにするために,Markku Tuominen教授と密接な連絡をとり,研究を進めた。海外の共同研究者であるフィンランド・ラッペンランタ大学のMarkku Tuominen教授は,この分野の第一人者であり,これまで十年以上にわたって共同研究を続けてきた。本年度は9月にフィンランドを訪れ,実態調査を行うと共に,研究の進め方について討論を行った。
5 以上の成果をいくつかの国際会議で発表し,更に日本・フィンランド共同のシンポジウムを開催した。
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