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2003 Fiscal Year Annual Research Report

ジェンダー・フリー保育に及ぼす保育者・親のジェンダー観の影響

Research Project

Project/Area Number 15510216
Research InstitutionEhime University

Principal Investigator

金子 省子  愛媛大学, 教育学部, 助教授 (80177518)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 青野 篤子  松山東雲女子大学, 人文学部, 教授 (70202489)
Keywordsジェンダー・フリー / 保育環境 / 保育者 / 親 / ジェンダー観 / ジェンダー・バイアス
Research Abstract

本研究は、保育所・幼稚園におけるジェンダー・フリー保育の進展状況を明らかにし、これに対する保育者・親のジェンダー観の影響を検討することを目的としている。
1.予備的な観察及びインタビュー調査の実施
本年度は、県内の保育所2園、幼稚園3園において予備的観察を実施し、物的環境・人的環境に含まれるジェンダー・バイアスを捉えるため、ビデオ撮影を行った。同じくこの5園に対し、保育者と保護者を対象とする予備的なインタビュー調査を実施した。観察及び調査の実施時期は2003年7月から9月である。観察を行った園は5園、インタビュー対象者数は、保育者30名、保護者23名である。
2.結果及び分析・考察
観察及び保育者インタビューの結果から、(1)保育所・幼稚園における性区分についての実態とこれに関する保育者の認識について考察した。物的環境と人的環境の両面から7つの側面を整理した。保育者インタビューの結果から、(2)保護者・家庭に関する保育者の認識、(3)保育者の属性と保育者の認識、(4)保育者のジェンダー観と男女平等に関する認識、(5)保育者集団としての話し合い・研修についての実態について、それぞれ考察を行った。そして、保護者インタビューの結果から、(6)保護者と保育者との関係について考察した。
3.以上のような観察及びインタビュー調査に基づく考察をもとに、次年度実施の質問紙および観察用のジェンダー・チェックリストの作成を行った。

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Published: 2005-04-18   Modified: 2016-04-21  

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