2004 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
15520154
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
林 文代 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (20139497)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
斉藤 兆史 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (80162246)
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Keywords | 文学 / 言語 / メディア / 教育 |
Research Abstract |
研究2年目の本年度は、初年度に引き続き、英米の高等教育機関における文学・言語・メディア教育に関する基本的文献やメディア関連資料の収集を主たる活動とした。加えて、これまで収集した資料の整理(人件費)に着手し、資料分析も少しずつではあるが開始した。研究代表者(林)は主としてアメリカの大学・大学院の文学・教育に関する資料収集と分析、研究分担者(斎藤)は主としてイギリスの高等教育機関に関する資料収集と分析を行なった。 昨年度同様、資料は書籍、ビデオ、DVD、インターネットまで多岐に及んだが、注目すべきことは、当研究分野に関わる広範囲な資料のなかで書籍の占める割合が依然としてかなり大きいことである。現在、メディアは多岐に渡るが、学問的分析には文字文化が依然として中心的役割を果たしており、言語(文字)・本というメディアが必須であることを再認識した。視覚メディアも重要だが、まとまった分析を実行、伝達する媒体としての言語(文字)および本の重要性が衰えていないことを示すものと思われる。当研究分野に関する書籍資料の出版が継続して豊かであることにも、それが伺える。(たとえばストロムキスト著『エヂュケーション・イン・ア・グローバライズド・ワールド』など)換言すれば言語(英語)の影響力の大きさが再確認されたといえる。
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