2004 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
15520276
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Research Institution | Setsunan University |
Principal Investigator |
山口 真佐夫 摂南大学, 国際言語文化学部, 教授 (00191239)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中嶋 鴻毅 大阪工業大学, 情報科学部, 助教授 (40089884)
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Keywords | 南スラウェシ語群 / 北方下位語群 / 比較言語学 / Massenremulu語 / Endekan方言 / Duri方言 / Maiwa方言 / Pattinjo下位方言 |
Research Abstract |
4〜7月、ファックス、メールにより現地協力者である国立ウジュン・パンダン言語研究所所長であるZainuddin Hakim氏および前所長であるAbdul Muthalib氏と今年度の調査研究について打ち合わせを行った。 8月に研究代表者である山口がインドネシア共和国南スラウェシ州の州都マカッサル市に赴く。現地協力者との協議を行い、山口がマッセンレンプル(Massenrempulu)語の方言または下位方言と思われるPattinjoの予備調査を行った。また現地協力者がマッセンレンプル語のEndekan、Duri、Maiwaの3方言およびマリンプン地域の言語調査を行い、さらにPattae′、Mamasaの現地調査を行った。また、現地に赴いていた研究分担者である中嶋も音声資料の録音に関して現地協力者と検討を行った。 山口は上記の収集資料に基づき、 「マッセンレンプル(Massenrempulu)語の系統」(第35回日本インドネシア学会、2004年11月20日)、「南スラウェシ語群北方下位語群の弁別基準」(言語文化学会・第18回大会、2004年11月28日)の研究発表を行った。 中嶋はすでに稼動している音声データ・ベースに改良を加え、検索が容易に行えるシステムに再構築した。
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Research Products
(2 results)