2005 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
15520288
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
真田 信治 大阪大学, 大学院・文学研究科, 教授 (00099912)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
井上 文子 国立国語研究所, 情報資料部門第一領域, 主任研究員 (90263186)
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Keywords | ネオ方言 / 中間方言 / シマグチ / 方言運動 / 奄美方言 / ウチナーヤマトゥグチ / カライモ普通語 / トン普通語 |
Research Abstract |
1.これまで蓄積したデータの分析を進めた。また、補充のための現地調査を実施した。 2.本研究期間に得られた成果をまとめた報告書(「奄美」)を作成、公刊した。 報告書の内容は、次の通りである。 第1部 奄美大島瀬戸内町の方言談話調査報告 第1章 目的と調査概要/第2章 奄美方言話者の使用するコ系指示詞の特徴/第3章 奄美方言話者の使用する「ナンカ」の特徴/第4章 奄美方言話者の使用する文末詞「よね」の特徴/第5章 奄美方言話者の使用するアスペクト形式の特徴/第6章 奄美方言話者の使用する否定辞を含む表現の特徴/第7章 奄美方言話者の使用する「チ」の特徴/第8章 奄美方言話者の使用する丁寧形式「デス」「マス」の特徴/資料(談話文字化資料) 第2部 奄美大島瀬戸内町の待遇表現の実態 第1章 はじめに/第2章 調査の全体的実施状況と用語の定義/第3章 親族語彙/第4章 対称代名詞/第5章 自称代名詞/第6章 敬語運用-動詞述語-/第7章 おわりに/参考文献/資料(待遇関係インフォーマント一覧・対称代名詞の適用対象の詳細) 第3部 奄美大島の言語文化をめぐる伝承活動の報告 第1章 はじめに/第2章 シマグチをめぐる歴史と伝承活動の概況/第3章 調査の概要/第4章 篠川集落における「島口教室」の事例/第5章 諸鈍集落における事例/第6章 その他の集落における事例/第7章 各集落における共通点と相違点/第8章 おわりに/資料編
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Research Products
(1 results)