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2003 Fiscal Year Annual Research Report

中国語の口語と文語を効果的に学習させるプログラム作成とスキルデータ構築

Research Project

Project/Area Number 15520352
Research InstitutionShizuoka University

Principal Investigator

林 道生  静岡大学, 情報学部, 教授 (90109124)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 許山 秀樹  静岡大学, 情報学部, 助教授 (10257230)
Keywords中国語 / 初級 / 口語 / 文語
Research Abstract

現在出版されている中国語テキストの調査を始めた。中国語教授法の進展に伴い、工夫された教科書が数多く上梓されている。どういう点に工夫が施され、どういう成果を上げているかを知ることを、本研究の出発点とするためであった。調査の結果、多くの教科書で扱う文法事項の登場順序はバラバラであり、どのような順序で学べばいいのか検討がなされていないと思われた。来年度は、効果的に学ぶにはどのような順序が理想的かを考えていきたい。
特定の教科書の単語のみを学んでいると、不足が生じて、実用性に乏しくなる。そこで、1〜2年生が学んでおくべき単語・イディオムをデータとして構築し、それを活用できる電子ファイルを作成した。これを単語学習ソフトウェアに読み込ませて、学生が自宅で単語の学習ができるように整備した。ただし、学生にやらせるまでの十分な設計ができなかったので、来年度までの課題となった。
さらに、中国では人気の高い伝奇小説を易しい口語に直して、学生に読ませる試みを行なった。1年生の授業で合わせて5篇読ませたが、予想を超える評価を得た。すなわち、「積極的に学ぶ気持ちにさせる教材である」という。また、辞書を引くのが苦痛でなくなったという学生も多数現われた。文語を効果的に学習させるプログラムを作成することを本研究では目的の一つとしているので、この教材を活用することによって、押し進めたい。具体的には、もっと多くの伝奇小説を現代中国語に翻訳し、教材としてまとめたい。

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Published: 2005-04-18   Modified: 2016-04-21  

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