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2003 Fiscal Year Annual Research Report

オンラインチャットによる英語授業で実施するタスクの研究開発

Research Project

Project/Area Number 15520361
Research InstitutionKyushu University

Principal Investigator

鈴木 右文  九州大学, 大学院・言語文化研究院, 助教授 (90243873)

Keywords英語教育 / 仮想空間 / チャット
Research Abstract

平成15年度前期及び後期に、週1コマずつ、九州大学と北海道大学を結び、対話演習を内容とする英語遠隔共同授業を継続した。前期の授業期間終了間際に、授業で実施したタスクに関するアンケート調査を受講者に実施し、データ的に、受講者のモティベーションを高めるのは、受講者の現実とかけ離れた人物と状況の設定を持つ結末開放型のロールプレイ、過度に大掛かりでない新鮮な内容のゲーム性の強いタスク、身近な話題での議論や競技形式の討論であることがわかった。また、使用しているシステムに大幅な改訂が施されたため、機能を活かす授業進行方法の研究も行った。
後期の授業に向けては、科研費によって購入した英語教育・英語授業活動に関する図書を参考にし、また相手先の北海道大学の担当者と打合せながら、バラエティに富んだ内容のタスクを考案・実施し、授業期間終了間際にアンケート調査を実施した。これについての分析と成果発表はまだ本報告書執筆時点では完了していない。後期の授業においても、システムの性能を活かす工夫を心掛けた。また、後期には総計数回、北海道内の私立高校の帰国子女等英語力の抜群に高い生徒が参加し、3者の共同授業となった場合も授業が成立することを確認し、また対話者の学力差の目立つ場合の心理的抵抗感についても確認できた。
このようにしてオンラインチャットシステム(特に仮想空間を伴うもの)を利用した英語授業で実施するタスクについての知見が深まり、ストックが増えたのが研究初年度の成果である。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 鈴木右文: "オンライン対話演習授業で支持されるタスク:モデルチェンジした3次元仮想空間チャットシステム"言語文化論究. 19. 81-93 (2004)

URL: 

Published: 2005-04-18   Modified: 2016-04-21  

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