2004 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
15520363
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Research Institution | University of Aizu |
Principal Investigator |
村川 久子 会津大学, コンピュータ理工学部, 教授 (90174284)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
MARTHA Cummings 会津大学, コンピュータ理工学部, 助教授 (40347240)
SANDRA Gillespie 国際基督教大学, 教養学部, 講師 (10347239)
STEPHEN G.L. 会津大学, コンピュータ理工学部, 助教授 (10254111)
浅井 信吉 会津大学, コンピュータ理工学部, 講師 (80325969)
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Keywords | TOEFL TWE / TESOL / TEFL / Teaching methodology / Teaching writing / Error analysis / Testing / Evaluation |
Research Abstract |
平成16年度はTOEFLのテストのライテイングのセクションに出題されるトピックを合計1308名の日本人に書いてもらいました。1トピックに対して合計30分(5分間で構想を練り、25分で書き上げ)与え、ほとんど手書き(TOEFLは手書きでもPCのどちらを使用してもよい)で提出されました。 そのデータをすべて校正するのにほとんど時間を費やしました。 TOEFLテストで要求されていることは、出題分に対して出題文を理解し、それに対して妥当な応答をしているかどうかが試される試験です。ほとんど受験者の意見に対して、理由を3つぐらい、それに事例をそれぞれつけなければなりません。さらに、序論、本論、結論をまとめる試験です。 校正中に研究代表者も研究分担者も認識したことは、英語で書く前段階として必要なアイデアがほとんどないということでした。 日本語で考えられないことは英語でまとめることはほとんど不可能であり、今回の日本人のライターは社会人でしたが、TOEFLの得点(1-最低、6-最高)で満点といかなくても、5.5点ぐらいを取得できるまでにはほど遠い認識を持ちました。 英文校正は1308名全部終了しましたが、分類別にするのは次年度に繰り越し、今年度は膨大な英文の誤りをハンドライテイングをワープロに打ち直しデータベースに蓄積しました。1名のTWEのライテイングの誤りが、少なくとも50箇所以上あり、特に副詞節をともなう、長い文章ではエラーの入力が複雑になってしまいました。
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