2004 Fiscal Year Annual Research Report
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15520395
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| Research Institution | Akita University |
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Principal Investigator |
熊田 亮介 秋田大学, 教育文化学部, 教授 (50004081)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
熊谷 公男 東北学院大学, 文学部, 教授 (70153343)
寺崎 保広 奈良大学, 文学部, 教授 (70163912)
鹿内 浩胤 宮内庁書陵部, 主任研究官
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| Keywords | 類聚三代格 / 律令格式 / 国史大系本 |
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| Research Abstract |
二年目にあたる本年度は、研究代表者・研究分担者四名のほか、前年度と同じく二名の研究協力員(古川淳一・中野渡俊治)に協力をお願いして、校訂作業を行うとともに、以下のような調査研究活動を行い一定の成果をあげた。
1.作業工具として国史大系本のデジタルデータベースを作成した。データベースはCDにして、校訂作業用に用いた。
2.底本とする金沢文庫旧蔵本、関連する弘仁格抄の写本の紙焼き写真(昨年度購入済み)を製本し、本文研究・校訂作業を行った。
3.類聚三代格に密接に関連する『新抄格勅符抄』の近世の写本、平安時代の法制書・儀式書の影印本を購入し、本文研究用に用いた。
4.平成17年2月に金沢文庫旧蔵本等の原本調査を行い、主として傍注等を点検した。
5.平成16年12月に下記の研究会を開催した。底本となる東山文庫旧蔵本について、これまで不明とされていた書誌が鮮明になり、きわめて重要な成果である。
(1)熊谷公男「類聚三代格の復原について」
(2)田島 公「禁裏文庫の歴史とその研究の軌跡・展望」(ゲストスピーカー)
6.平成17年3月に研究打ち合わせを行い、今年度の研究成果の取りまとめと、最終年度となる来年度の研究計画を策定した。
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