2005 Fiscal Year Annual Research Report
移行経済諸国における投資環境の国際比較-中東欧対ロシア極東・南東欧-
Project/Area Number |
15530180
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
小山 洋司 新潟大学, 人文社会・教育科学系, 教授 (40036588)
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Keywords | 投資環境 / 中東欧 / 南東欧 / ロシア極東 / EU / バルカン / 外国直接投資(FDI) / 移行経済 |
Research Abstract |
1.ICCEES(中東欧研究国際評議会)第7回世界大会(2005年7月25-30日、於ベルリン)に参加し、2つの分科会で報告をした。その2つの報告は後にそれぞれSlovenia's Enigma and the Small Country's Development StrategyおよびEconomic Reconstruction of Sebria and Montenegro and Stabilization of South Eastern Europeと題を変えて、雑誌と報告書に収録した。 2.WISC(国際関係研究世界大会)第2回大会(2005年8月24-27日、於イスタンブール)に自費で参加し、南東欧の分解および連合安定プロセスの中でのそれの再統合(Disintegration of South Eastern Europe and Its Reintegration in the Stabilization and Association Process)という論文を報告し、欧米の研究者と意見交換することができた。 3.イタリアのボローニャ大学フォルリ校中東欧・バルカン研究所主催の国際会議「バルカンの諸条約の相互依存性と平和の構築」(2006年1月20-21日)に参加した。これは、デイトン合意(1995年11月)から10年経った今の時点で、南東欧の現状と課題について意見交換するものであった。研究者だけでなく、EUやNATOに勤務する実務家や外交官も参加した会議(80人以上参加)で、南東欧の投資研究を研究するうえで非常に有益であった。 4.日本学術振興会の短期派遣プログラムにより、2005年9月13日から10月13日にかけてポーランドのグダニスク大学経営学部にて研究に従事した。滞在中、ポズナンとワルシャワも短期訪問し、現地の研究者と議論し、ポーランドの投資環境に関する貴重な資料を入手することができて有益であった。
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Research Products
(4 results)