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2003 Fiscal Year Annual Research Report

企業再生戦略:日米独韓企業の比較研究

Research Project

Project/Area Number 15530271
Research InstitutionRikkyo University

Principal Investigator

並木 伸晃  立教大学, 経済学部, 教授 (70303104)

Keywords再生戦略 / 業績不振 / 比較研究
Research Abstract

この研究の目的は、日本製造企業に適する企業再生戦略を見出し、検証することである。そのために日本企業の外部環境、特に雇用、社会環境が似ているドイツと韓国企業の再生戦略も研究する。また、同時に、過去の研究が多い米国企業の再生戦略も検討する。
今年度(初年度)は、特にドイツ、日本と米国企業の再生戦略に関する資料、事例等の収集に力を入れた。まずは、企業再生戦略に関する本、ジャーナルの論文等をデータベースや本屋で検索し、収集した。予想通り、殆どの文献は、米国企業に関連したものであった。
次に、ドイツ企業に関する情報を収集するためにドイツに出張した。ドイツ企業のトップマネジメントの社長、副社長達、また、人事部(Human Resource Management)の人達と面談した。やはり、米国企業とは、かなり違う再生方法をとっている。Co-determinationの企業トップ意思決定しているので、社員や資産のリストラはしにくい。そこで新ビジネスへの参入(特に、他企業の部門等を買収することによって実行)、海外市場の開拓等に、再生の道をとる企業が多かった。また、ドイツでは、1990年代に業績不振に陥ったことがある企業のアニュアル・レポートを、約10年間分収集した。また、各企業のホームページから広報記事、情報を収集した。これらの資料を分析している。
さらに、日本企業の有価証券報告書やアニュアル・レポート、業績不振、再生活動に関する新聞記事を収集している。また、日本企業のトップからも、情報を収集している。これらに基づいて、研究仮説等を構築し、コーディング・フォーマットを作成、データ収集を行う予定である。(韓国企業の情報収集は来年度実行する。)

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Published: 2005-04-18   Modified: 2016-04-21  

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