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2004 Fiscal Year Annual Research Report

心理療法と癒しの文化を巡る臨床心理学の開発的研究

Research Project

Project/Area Number 15530448
Research InstitutionKyoto University

Principal Investigator

皆藤 章  京都大学, 教育学研究科, 助教授 (70204310)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 濱野 清志  京都文教大学, 人間学部, 教授 (10218547)
大山 泰宏  高等教育研究開発推進センター, 助教授 (00293936)
金山 由美  京都文教大学, 人間学部, 助教授 (00269739)
鈴木 七美  京都文教大学, 人間学部, 助教授 (80298744)
石原 宏  京都大学, 大学院・教育学研究科, 助手 (40378500)
Keywords沖縄・南西諸島 / 宮古島 / 出雲 / フィールドワーク / 癒しの文化 / 臨床心理学 / 心理療法 / シャーマニズム
Research Abstract

本年度は沖縄・南西諸島(主として宮古島、沖縄本島)、および島根県出雲地方におけるフィールド体験、資料収集を行った。沖縄・南西諸島については、濱野清志を中心に、また出雲地方については、岩宮恵子、三宅理子を中心に活動した。
具体的には、8月14日から8月19日の6日間、皆藤章、濱野清志を中心とするメンバー6名にて、宮古島地方および沖縄本島北部地方の宗教性、シャーマニズム、癒しの文化的様相、聖地などを調査した。宮古島地方では、各地の御嶽(うたき)や大神島、池間島など、神域をもつ島々を巡った。沖縄本島北部地方では、奥ヤンバル、比地大滝などを巡り歩いた。また、昨年度の調査に協力いただいた沖縄在住の2名の女性に再会し、1年を振り返るとともに、人生における「出会い」をテーマに語っていただく時間をもった。
また、8月27日から8月29日の3日間、皆藤章、岩宮恵子を中心とするメンバー7名にて、古事記や出雲国風土記等に記録の残る神域の神魂(かもす)神社、熊野大社、日御碕神社、稲佐の浜、須佐神社、出雲大社などを巡り歩き、神々の国とよばれる出雲の土地に根付く聖なるものに触れることで、その宗教性、癒しの文化の様相などについて調査した。
生身で体験することによってしかリアルに触れることのできない、その土地の歴史に根ざした宗教性、癒しの文化の様相に触れることができたこと、また臨床心理学に関わる我々の研究グループが、その土地に住む人間に対面で向き合い、語りに耳を傾けることによって生じる出会いと体験を共有できたことは、昨年度にひきつづき、臨床的にかけがいのない有意義なものになったと思われる。

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Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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