2005 Fiscal Year Annual Research Report
重度・重複障害児へのスヌーズレンを活用した感覚指導の教育的効果に関する研究
Project/Area Number |
15530623
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Research Institution | Mie University |
Principal Investigator |
姉崎 弘 三重大学, 教育学部, 助教授 (30314107)
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Keywords | スヌーズレン / 重度障害幼児 / 療育 / パルスオキシメーター / 教育的効果 / 有効性 |
Research Abstract |
本年度は、以下の4点について、研究調査や研究発表、研究論文の学会誌への投稿及び研究のデータ収集を実施した。 1.英国の障害児学校、Milestone SchoolやKennel Lane School、Limington House Schoolの3校を訪問し、実際にスヌーズレンの教育場面を見学し、資料提供をいただき、必要な情報を入手した。 (本年度、この研究成果を論文にできなかったため、平成18年度中に論文にまとめる予定である。) 2.津市療育センターにおいて、スヌーズレンの実践的研究を実施し、VTRとパルスオキシメーターを用いて、スヌーズレンの教育的効果を科学的に分析・検討を実施し、データの収集を行った。 (本研究は、本年度学会で発表したが、論文にできなかったため、平成18年度中に論文にまとめる予定である。) 3.日本特殊教育学会第43回大会において、「重度障害幼児に対するスヌーズレンの教育的効果(2)」と題して研究発表を行った。(平成17年9月) 4.日本重症心身障害学会誌に、「重度障害幼児と母親に対するスヌーズレンの有効性についてー母親へのアンケート調査からー」と「最重症幼児に対するスヌーズレン療育の可能性について」の2本の論文を投稿し、両論文の学会誌への掲載が決まった。(平成18年4月) 上記1.と2.の研究については、現在研究論文を作成中であり、平成18年度中に、学会誌などに論文を掲載する予定である。
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Research Products
(4 results)