2005 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
15540034
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Research Institution | Yamaguchi University |
Principal Investigator |
大城 紀代市 山口大学, 理学部, 教授 (90034727)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
久田見 守 山口大学, 理学部, 教授 (80034734)
吉村 浩 山口大学, 理学部, 助教授 (00182824)
菊政 勲 山口大学, 理学部, 助教授 (70234200)
飯寄 信保 山口大学, 教育学部, 助教授 (00241779)
加戸 次郎 大阪市立大学, 大学院・理学研究科, 講師 (10117939)
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Keywords | QF-ring / Nakayama ring / Harada ring / Skew-matrix ring / Continuous ring / Morita duality / Lifting module / Extending module |
Research Abstract |
研究代表者は,長年Quasi-Frobenius環,Nakayama環,Moritaの理論,Krull-Remak-Schmidt-Azumayaの定理等のアルチン環の底流において古典理論から最新のH-環いたるまで広範な基盤的な研究を行ってきた.その研究成果を基にして,分担者の馬場,加戸両氏の協力のもとで,英文の専門書の作成を行ってきて,現在ほぼ仕上がり,同じ分野の同僚であるニュージーランドのClark教授(Otago大)に英文の推敲をしてもらっているところである。 2006年3月16日から3月30日までエジプトを訪問し、研究成果をCairo大学、Cairo American大学、Algebra/Coalgebra conference in Cairoで成果発表を行った。これらの講演題目は下記の通りである: (1) On the Faith conjecture (American University in Cairo Mathematics Department Seminar) (2) Nakayama automorphisms of QF-rings and Frobenius algebras (Cairo University Algebra Seminar) (3) Serial algebras and application to serial group algebras over algebraically closed fields (Algebra / coalgebra conference in Cairo) (1)は、作成中の本の第10章に収録している研究代表者と分担者の菊政、吉村の最新の研究成果(局所quasi-Frobenius環の構成法)の発表である。 (2)は、第9章に収録している研究代表者と分担者の花木の研究成果で、具体的なserial group algebraのskew-matrix ringによる表現についての発表である。 (3)は、第1章に収録してある研究成果で、古典的な-Frobenius algebraのNakayama j自己同形と研究代表者によるFrobenius ringにおけるNakayama自己同形の整合性についての発表である。 この訪問中、何冊かの専門書を著しているドイツのWisbauer教授(Duesseldolf大)と出版先について相談した。
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Research Products
(6 results)