2003 Fiscal Year Annual Research Report
コンパクト化されたタイプII型超弦理論とM理論の低エネルギー有効作用
Project/Area Number |
15540282
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Research Institution | Tokyo Metropolitan University |
Principal Investigator |
SERGEI V.Ketov 東京都立大学, 理学研究科, 助教授 (70347269)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
斎藤 暁 東京都立大学, 理学研究科, 教授 (90087099)
北澤 敬章 東京都立大学, 理学研究科, 助手 (20271158)
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Keywords | String / Instantons / Duality |
Research Abstract |
本研究において、5ブレインインスタントン補正が小さい場合についてカラビ・ヤオ3重多様体にコンパクト化したII型超弦の非摂動的低エネルギー有効作用の普遍的な多重項を我々は計算した。得られた作用はU(1)×U(1)同型を持ち、SL(2,Z)-双対不変であってそれらは古典的でかつ1ループおよびD-インスタントン補正を表している。後者はある種の非自明なカラビ・ヤオの3サイクルの周りに巻きついたユークリッド的なD2-ブレインとして現れる。 我々は更に普遍多重項のモジュライ空間の対称性のひとつをゲージ化することによって得られたスカラーポテンシャルを求め、その結果を一つの物質多重項の場合に一般化した。デル・プレッツオ面から構成されたある特別なカラビ・ヤオ空間において、4重ゲージーノ相関についてある種の世界面のインスタントン補正を陽に求めた。 ドイツのカイザースラウテルン大学のルエール教授のグループとの共同研究は特に有益であり非摂動的な低エネルギー有効作用を求めるための異なる方法の提案に基づいてなされたボソニックなAdS/CFT対応に関する研究の成功は主にこの共同研究による。本研究費により申請者のカイザースラウテルン大学への出張は実行された。 以上の結果、第1年目として計画された研究はそれを達成することが出来た。
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Research Products
(6 results)
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[Publications] S.V.Ketov: "Summing up D-instantons in N=2 Supergravity"Nuclear Physics. B・649. 365 (2003)
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[Publications] S.V.Ketov et al.: "Engineering a bosonic AdS/CFT correspondence"Int.J.Modern Physics. A18. 4233 (2003)
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[Publications] S.V.Ketov et al.: "IIA string instanton corrections to the 4-fermion correlator"Physical Review. D67. D26007 (2003)
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[Publications] S.V.Ketov et al.: "Instanton-induced scalar potential for the universal hypermultiplet"Nuclear Physics. B656. 63 (2003)
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[Publications] S.V.Ketov: "D-instantons and matter hypermultiplet"Physics Letters. B558. 119 (2003)
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[Publications] N.Kitazawa: "Fermion Propagators in Type II Fivebrane Backgrounds"Physical Review. D68. 026005 (2003)