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2003 Fiscal Year Annual Research Report

協力支配点集合とその応用

Research Project

Project/Area Number 15560047
Research InstitutionUniversity of Tsukuba

Principal Investigator

岸本 一男  筑波大学, 社会工学系, 教授 (90136127)

Keywords立地問題 / 総選挙 / 小選挙区制 / Duvergerの法則 / 合理的投票理論 / 空間的投票理論 / Nash均衡 / 協力支配点集合
Research Abstract

理論的な点からは次の結果が得られている.
A.1次元の小選挙区制でのDuvergerの法則についての関連研究を整理し,モデルを定式化し,得られたモデルに対してDuvergerの定理を証明した.近年の類似の研究がいくつかあり,その差異を整理することが残されている.この内容は,選挙学会で報告予定である.
B.2次元の場合については,通常と異なる目的関数として,得票率首位を目的として候補者が行動した場合,争点が2つある場合についての,3主体でのNash均衡解の存在を証明し,応用数理学会年会で発表した.これは投稿準備中である.
実証的な研究,及びその予備的研究として下記の作業を行った.
C.現実の選挙でのあてはまりを見るために,既存データを収集すると共に,データの存在しない戦前期の総選挙市町村別得票数については,データの計算機入力を行った.この結果は,単独でもデータベースとして価値あるものであり,筑波大学多目的統計データバンク報告書に掲載した.但し,この部分の価値は,研究と言うより,世に広く使われることに価値があるものであり,データの公表も予定している.
D.関連する統計的検証として,オプション価格付けのSVモデルの検証を行った.
E.同じく関連する実証研究として,データのモデルへの当てはまりの尺度を提案し,時系列データにおいてその有効性を検証した.これは,応用力学連合講演会にて口頭発表を行っており,投稿準備中である.

  • Research Products

    (2 results)

All Other

All Publications (2 results)

  • [Publications] 前田貢一, 合志昭範, 岸本一男: "昭和戦前期総選挙(第16回-第21回)市町村別得票数データベースの作成と簡単なその計算事例"筑波大学多目的統計データバンク報告書. No.80(印刷中). (2004)

  • [Publications] 王暁明, 岸本一男: "SVモデルを用いたオプション価格付けの日経225オプション価格説明力に関する実証ノート"筑波大学多目的統計データバンク報告書. No.80(印刷中). (2004)

URL: 

Published: 2005-04-18   Modified: 2016-04-21  

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