• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2003 Fiscal Year Annual Research Report

広域地盤沈下のデータベース化と沈下予測システムの構築に関する研究

Research Project

Project/Area Number 15560430
Research InstitutionSaga University

Principal Investigator

坂井 晃  佐賀大学, 理工学部, 助教授 (00162256)

Keywords地盤沈下 / データベース / 軟弱地盤 / 地下水揚水 / 地下水位 / 観測井
Research Abstract

本研究の初年度にあたる今年度は、まず、佐賀平野の地盤沈下情報ベータベース化を構築するために必要な地盤沈下関連の観測データ(観測井の地下水位・地盤収縮量,水準測量,揚水量,気象)のデータベースを作成した。これらの各種データは、インデックス情報(観測点位置および諸元に関するデータ)とファクト情報(各種の観測データベース)に区分され、Visual Basicで作成した検索ソフトを用いて表示・取り出しができるようになっている。インデックス情報のコード化としては、(1)観測点の緯度・経度コード,(2)観測項目コード,(3)観測機関コード,(4)行政・観測地域で分類される地域コード,(5)観測記録間隔コード、(6)ストレーナ深さを設定した。検索ソフトは、大きく分けて、観測点の諸元・データ検索(観測点諸元検索,任意の観測データの取り出し)、観測データの時系列表示、観測データの面的分布表示から構成されている。
また、本地盤沈下情報データベース化を利用した地盤沈下解析ソフトを構築することを目的として、地下水揚水に伴う広域地盤沈下解析を行うための繰返し圧密沈下も考慮できる準三次元浸透解析プログラムを整備した。このプログラムを用いて、a)解析領域の設定と地層断面のモデル化、b)各地層の土質区分と土質定数の設定、c)境界条件の設定、a)水頭の初期条件の設定、e)揚水データの設定等を行い、佐賀・白石地区を中心とした筑紫平野の広域地盤沈下解析を行った。特に、データベースとの対応を考えて、解析モデルの要素としては、国土基準メッシュに準じた設定を行うとともに、揚水データ作成に関しては、国土基準メッシュ単位に揚水量を集計し、各コード番号を要素番号と対応させて各要素内の揚水量の総和を隣接する接点に等価配分するプログラムを作成することによって、迅速なデータ作成も可能となった。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 蔵ノ下敏: "佐賀平野における地盤沈下情報データベースの構築"土木学会西部支部研究発表会講演概要集. 386-387 (2004)

URL: 

Published: 2005-04-18   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi