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2003 Fiscal Year Annual Research Report

糖転移酵素によるアントシアニンの配糖化

Research Project

Project/Area Number 15580116
Research InstitutionMinami Kyusyu University

Principal Investigator

寺原 典彦  南九州大学, 健康栄養学部, 教授 (60155471)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 林 幸男  宮崎大学, 工学部, 教授 (90148916)
Keywords紫トウモロコシ色素 / アントシアニン色素 / シアニジン3-グルコシド / 糖転移酵素 / 配糖化 / 大量分取ODS-HPLCシステム / CGTase
Research Abstract

研究課題の「糖転移酵素によるアントシアニンの配糖化」を行うために,平成15年度はシアニジン3-グルコシド(C3G)を含有材料から必要量単離・調製した。また各種糖転移酵素の調製および入手を行った。
(1)C3Gの単離・調製
紫トウモロコシ色素(三栄源エフ・エフ・アイ(株))粉末を5%酢酸に溶解し,XAD-2000カラムに通し吸着した。これに1%酢酸を通して洗浄後,1%酢酸-70%エタノールで溶出した。色素溶出液は35℃以下で減圧濃縮乾固した。乾固物を溶媒(0.5%トリフルオロ酢酸-50%エタノール)に溶解しポリクラールATカラムにかけて展開し、C3Gの豊富な画分を得た。その乾固物を15%酢酸に溶解し,大量分取ODS-HPLCシステムを用いで単離および大量調製を行った。C3G画分を減圧濃縮乾固後,トリフルオロ酢酸と過剰のエーテルを用いて色素を沈殿させた。遠心分離後,エーテルを加えて再度洗浄した後,色素沈殿を一夜シリカゲル-デシケーター中で減圧乾燥した。同様の操作を繰り返し約1gのC3Gのトリフルオロ酢酸塩を得た。
フォトダイオードアレイ検出器-HPLC分析,分光光度計測定およびTOF-ESI-MSによる分子量測定を行った結果,純度の高いC3Gであることが判明した。
(2)各種糖転移酵素め調製および入手
微生物および植物由来の各種糖転移酵素(サイクロデキストリングルカノトランスフェラーゼ(QGTase),グルコシルトランスフェラーゼ,α-およびβ-グルコシダーゼ,β-ガラクトシダーゼ,β-キシロシダーゼ,βフラクトフラノシダーゼなど)の調製(培養,抽出および各種クロマトグラフィーによる精製)および入手を行った。

URL: 

Published: 2005-04-18   Modified: 2016-04-21  

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