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2003 Fiscal Year Annual Research Report

放牧および舎飼い牛群の省力的・福祉的な群管理への電子機器導入

Research Project

Project/Area Number 15580233
Research InstitutionShinshu University

Principal Investigator

松井 寛二  信州大学, 農学部, 教授 (50126166)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 竹田 謙一  信州大学, 農学部, 助手 (90324235)
Keywords牛 / 摂食行動 / 反芻行動 / 歩行数 / 無線通信 / 顎運動回数 / 無線通信
Research Abstract

これまで開発してきた生体情報データロガ装置は家畜装着型であり、記録終了後に家畜を捉まえ、記録部に記録されたロガ本体を家畜から取り外し、パソコンに接続してそのデータを解析するシステムであった。そこで本研究で進めている計測システムはこれまでと異なり、各種の行動要素の検出部(センサー部)と記録・送信部を家畜に装着しておき、家畜管理者がデータを収集したい時に随時無線通信により、これまで記録したデータをデータ収集器で収集する簡易なシステムを開発した。基本となる無線通信データ収集システムは酪農家への実用性を考慮して市販の安価なものを使用した。家畜の摂食行動、反芻行動、発情、運動量などの指標となる顎運動回数と歩行数を計測するセンサーとして、胸囲形呼吸センサーとヒト用歩数計を改良して牛の下顎部と右前肢中手骨部にそれぞれ装着した。摂食・反芻時の顎運動と歩行に伴うセンサーの電気信号をパルス化するパルスジェネレーターを試作した。パルス信号を記録・送信部に入力して1分間当たりのパルス回数をデータとして記録した。本年度はセンサーを改良し、パルスジェネレーターを試作して予備試験を行い、このシステムが正常に作動することを確認した。家畜に応用した本試験は平成16年度に実施する。また姿勢および乗駕行動を検出するセンサーとして圧センサーを用いて、圧センサーがONの状態でパルスを発生するパルスオッシレーターを試作し、このパルス信号を記録・送信部に入力して1分間当たりのパルス回数としてデータを記録した。このシステムも予備試験において正常に作動することを確認した。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 竹田謙一: "搾乳牛の断尾に関する酪農家への聞き取り調査"日本家畜管理学会誌. 40・1. 40-41 (2004)

URL: 

Published: 2005-04-18   Modified: 2016-04-21  

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