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2003 Fiscal Year Annual Research Report

HCV抗体陽性者における肝炎進展防止を目的とした日常生活管理方法の検討

Research Project

Project/Area Number 15590543
Research InstitutionShinshu University

Principal Investigator

太田 節子  信州大学, 医学部, 助手 (90143974)

KeywordsHCV抗体陽性者 / 肝炎進展防止 / 肝がん / 生活習慣 / 二次医療圏 / 標準化死亡比(SMR)
Research Abstract

1.HCV抗体陽性率が高い長野県A町B地区を調査対象地域とするため、昨年度までの住民検診個人データから把握できるHCV抗体陽性者、受療者等を整理した結果、HCV抗体陽性者は成人全体では約20%程度であったが陽性者は60歳代以上に集中し陽性率は30%を超えた。このことは最近の感染はまれであることを示し、また女性の陽性率が男性を上回っていることはこの地域の特性といえる。
2.長野県下における死因状況を標準化死亡比(SMR)を用いて昭和58-62年、昭和6年-平成4年、平成5-9年の3時点を、長野県下10の二次医療圏について比較検討した。A町を含む木曾地域は悪性新生物のSMRは男性では3時点通して県内中程度であったが、女性では昭和58-62年は103.6と県内最高を示して以後は中程度に低下した。また、肝がん死亡のSMRは昭和58-62年、昭和63-平成4年の2時点で男性は県内上位に位置し、女性は167.3、100.8と他地域から突出していた。平成5-9年には男女とも県平均並となった。少なくとも平成4年まではこの地域で肝がん死亡が多かったことを示していた。また木曾地域の女性の肝がん死亡が高いことはA町において女性のHCV抗体陽性率が男性より高いことと矛盾しない結果であった。

  • Research Products

    (2 results)

All Other

All Publications (2 results)

  • [Publications] 太田節子: "C型肝炎ウイルス感染者の健康管理、特に労働との関連"生活教育. 47・12. 34-40 (2003)

  • [Publications] 太田節子 他: "長野県における二次医療圏別にみた平均寿命の推移、三大死因との関連"Journal of Epidemiology. 14・1. 148 (2004)

URL: 

Published: 2005-04-18   Modified: 2016-04-21  

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