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2003 Fiscal Year Annual Research Report

メラノサイト分化におけるPKAとPKCの関与―miミュータントマウスでの解析―

Research Project

Project/Area Number 15591199
Research InstitutionSt. Marianna University School of Medicine

Principal Investigator

河 陽子  聖マリアンナ医科大学, 医学部, 助手 (10082273)

Keywordsmelanocyte / development / SCF / EDN3 / MITF / KIT / TPA / choleratoxin
Research Abstract

メラノサイトの初期の発生に関わる因子で近年明かにされた因子のうちstem cell factor(SCF)とそのレセプターであるKIT、endothelin3(EDN3)とそのレセプターであるEDNRBそして転写因子であるmicrophthalmia-assogiated transcription factor(MITF)に着目し、それらが発生のどの時期にどの様に相互作用するか明らかにする事を目的とした。
野生型では神経冠培養細胞はSCFを添加培養するとKIT,TYRP2,TYRP1,tyrosinaseの順に陽性細胞が出現することを報告してきたが、MITFのミュータントマウスの神経冠をSCFやEDN3を添加培養してもメラノサイトに分化しない事が報告されている。しかし、前年度の本研究ではPKCの活性化因子であるTPAとPKAの活性化因子であるコレラトキシンをSCFとEDN3とともに添加したところKIT,TYRP1陽性細胞すなわちメラノサイトの出現が確認された。本年度はその出現時期を検討した。KIT陽性細胞は培養2日から確認できたが培養4日、6日が最も多かった。またSCF,EDN3,TPA,コレラトキシンの各種の組み合わせのうちで最も陽性細胞が多かったのはSCF+TPA+コレラトキシンであり、EDN3はその発現を抑制した。また、培養を継続してもtyrosinase陽性細胞は出現せず、過去の報告涌りtyrosinaseの発現にはMITFが必須であることが再確認された。

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Published: 2005-04-18   Modified: 2016-04-21  

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