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2004 Fiscal Year Annual Research Report

情動ストレスによるラット脳内転写調節因子発現とリン酸化グルタミン酸受容体との関連

Research Project

Project/Area Number 15591234
Research InstitutionFaculty of Medicine, University of Miyazaki

Principal Investigator

橋口 浩志  宮崎大学, 医学部, 講師 (40305090)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 石田 康  宮崎大学, 医学部, 教授 (20212897)
武田 龍一郎  宮崎大学, 医学部, 助手 (90336298)
西森 利数  宮崎大学, 医学部, 教授 (20112211)
Keywords情動ストレス / FOS蛋白 / グルタミン酸受容体 / リン酸化 / ラット
Research Abstract

今年度は細胞内転写調節因子(Fos)発現があり、ストレスに関与していると考えられている前頭前野(PFC)、視床下部室傍核(PVN)、扁桃体(AMY)、腹側被蓋野(VTA)、背側縫線核(DR)、青斑核(LC)におけるグルタミン酸受容体のN-メチル-D-アスパラギン酸(NMDA)受容体とα-アミノ-3-ヒドロキシ-5-メチル-4-イソオキサゾールプロピオン酸(AMPA)受容体のそれぞれのサブユニットであるNR1、NR2AとGluR1のタンパク量をウエスタンブロット法にて定量した。実験方法は1週間の実験環境への順応後、電撃ストレスを負荷した。ストレス負荷3日後に電撃ストレス負荷環境にラットを再度放置し、その状態を不安・恐怖状態とした。実験群は、対照群、電撃ストレス群、情動ストレス群の3群を用いた。この不安・恐怖状態での行動観察を行った後、ストレス負荷30分後にラットに深麻酔をかけ脳を取り出し、脳切片を作製し目的とする領域を切り出した。各群間でのNR1、NR2A、GluR1のストレス負荷前後の変化は認めず、リン酸化NR1とリン酸化GluR1は今回の研究期間内に検出来なかった。リン酸化NR1およびリン酸化GluR1の比較のためストレス負荷30分後の状態で定量しているため、タンパク量の変化をとらえられなかったと考えられた。今後負荷後のサンプル作成のポイントを1,2時間後、1日後と増やしてその変化を検討する必要があると考えられた。リン酸化NR1およびリン酸化GluR1に関しても前記と同様の検討と手技的には免疫沈降法を用いて定量を行う必要があると考えられた。

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Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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