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2003 Fiscal Year Annual Research Report

変形性関節症に対する遺伝子治療に関する研究

Research Project

Project/Area Number 15591585
Research InstitutionEhime University

Principal Investigator

渡部 昌平  愛媛大学, 医学部, 助教授 (80253300)

Keywords遺伝子治療 / 変形性関節症 / アデノウィルス / FGF2 / IL4 / プラスミド
Research Abstract

in vivoでの遺伝子発現実験と関節症発症抑制効果の検討 実験動物;SRT/ortマウス(雄)16週齢
a)遺伝子発現実験:ナイーブなマウスに各遺伝子(basicFGF, mouse IL-4, GFP)をコードしたアデノウィルスベクター(AdCAsFGF-2、AdCIL4、AxCAEGFP)を膝関節内、膝関節近傍或いは足部それぞれの関節内組織における遺伝子産物の発現を検討している。関節組織の抽出物について蛋白、RNAをそれぞれ、ELISA, RT-PCRにて検査している。現在実験結果のデータを整理中である。
b)関節症発症抑制実験:関節症発症前(生後18週)のマウスにAdCAsFGF-2、AdCIL4、AxCAEGFPをそれぞれ静脈内または関節内投与し、ウィルス投与後14週間でと殺し、膝関節を病理学的(肉眼的、顕微鏡的)に評価した。その結果、AdCIL4を投与したマウスでは関節症の発症が抑制される傾向が認められた。膝関節局所或いはその近傍に投与した場合、関節症発症の抑制効果は投与関節のみならず、非投与側の関節まで関節症の発症が抑制される傾向が認められた。
c)発症関節症軽減実験:関節症発症後のマウスへの各ウィルスを投与し、疾患に対する治療効果を検討中である。
d)関節炎発症抑制効果のメカニズムについての検討:被検マウスの関節からmRNAを抽出し、RTにてcDNAを合成し各DNA arrayにて関節軟骨成分をコードする遺伝子発現について検討している。

URL: 

Published: 2005-04-18   Modified: 2016-04-21  

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